催眠アプリが実際に登場したら俺たちってどうするべきなの?
催眠アプリというものがある(ない)。見せるだけで相手にいうことを聞かせることができるという架空のアプリで、その手軽さから色んなお話に登場する。
では、この催眠アプリが実際に開発され、何かの間違いで一般に流通したとしよう。私たちの生活はどうなるだろうか。
催眠アプリのスペック
・画面を見せただけで相手を催眠し、いいなりにできる
・感覚などにも作用する
・どんな人にも効く
・催眠中の意識の有無は選択可能
犯罪への利用。例えば、大企業の社長に全財産を投げ打たせたり、嫌いな奴に無差別殺人をさせたり、他人を催眠で入信させる教義を持つ巨大な宗教を作ったりなどなど、少し考えただけで凶悪な使い方がいくつも思いつく。一瞬でアプリのサービスは停止するが、壊された社会は元のままで……
楽しくない。アプリをダウンロードするとともに、アプリを悪用することができない催眠をかけられるものとしよう。
医療
一番幅広く使われそうなのは医療だ。
実際に催眠療法というものはすでに存在している。今までもより強力かつ簡単な催眠療法としてブイブイ言わせそうである。
また、感覚などにも作用することから、鎮痛剤としての役割を果たす。末期患者のケアなどにも使えそうだ。他にも、何月何日になったら健康診断に行く、などの催眠をあらかじめかけておくことで、社会全体が健康になっていく気もする。
公共電波を用いた催眠
アプリの応用で、テレビを見ている人を洗脳できそうだ。それはつまり、メディアに対する不信感や、陰謀論が顕現する恐れがあることを意味している。『対催眠アクセサリー』なども発売されそうである。
催眠ジャマー
さっきのとにているけど、催眠を妨害する催眠をかける人が出てきそう。
なんか終わりが見えなくなったからここまでにします。ではまた