親戚とのお食事
今日は祖母&親戚と一緒にちょっとおしゃれな個人店に食事しにいった。
そのお店はピザとパスタをメインにしている店だった。僕と親戚はマルゲリータ、エビとかが乗っている海鮮のピザと、ミートパスタを注文し、みんなで分け合って食べた。
ピザはフォカッチャのようなふっくらもちもちの生地でできていて、一枚で十分おなか一杯になるもちもちさだった。
ミートパスタは、僕が今まで食べたパスタの中で一番もちもちとした麺でできていて、とてもおいしかった。
おいしいピザorパスタ+おいしいドリンク+おいしい食後のデザートが約1700円と手軽?に食べれるので、また行きたいな。
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・分かりやすい会話
この祖母&親戚との食事はだいたい半年に一回、向こうから誘われて食事に行く。
ただおいしいものを食べるだけならいいのだが、必ずと言っていいほど、食事中や移動中に、僕の近況や趣味、友人関係について聞いてくる。
僕のプライバシーを考慮せず、根掘り葉掘り聞かれるのは心地よくない。しかし、社会人は話のネタがなく、若い人(僕)のことを聞いて会話を保つという側面も知っているので、仕方ないっちゃ仕方ない。
しかし、仕方ないことを承知でも、毎回返答に困ることを聞いてくるのは正直に言って辛い。
僕の趣味を聞かれたとき、馬鹿正直に、「最近はブルデューという社会学者が提唱したディスタンクシオンについて解説している本を読んだり、それに関連する出来事について考えて文章にしているよ。例えば最近出てきたVtuberの動画を見るとかの趣味を持つ人はどんな環境で育ってきたのかとかあにょにょにょにょ…」
と言っても相手はの頭の上にハテナが浮かぶだけだ。
なので、簡潔に、嘘をついてない範囲で理解しやすい趣味をそのつど言っている。
「最近の趣味は読書かな!」とかね。
しかし、こう返事をしても、帰ってきた反応に困る場合がある。
例えば、親戚「私も読書最近始めたの!どんなジャンルの本が好きなの?最近話題の○○っていう小説呼んでいるんだけど、ボルドンは読んだ?」とか。
ここでも、馬鹿正直に自分のことを答えるわけにはいかない。
「最近の○○っていう小説は読んでないけど、殺人鬼が題材の本が好きで、そういうのは読んだことあるよ。悪の教典とか、死刑に至る病とかが好きかな。」
と言っても、あまり会話が長引かないだろう。
なので僕は「○○は読んだことないな~。どんな内容だったの?ネタバレしてもいいから教えてよ~。」と相手を中心に添えて会話をしようと努めている。
・反抗ってなんですか?
祖母&親戚と食事に行くときに毎回毎回言われることがある。
それは
「ボルドンってあんまり親とかに反抗しない従順な性格してるよね~」
「私たちがボルドンと同じくらいの若いときは何でも親に対して反抗してたよね~」
「もっと親とかに反抗したら?」
…Z世代によく言われる「最近の若い者はうんぬんかんぬん…」と同じ類のものだ。
僕に対して「性格を直せ」と言いたいのなら、上に挙げた常套句を使うのではなく、もっと僕に響くような鋭い言葉を使うことはできないのだろうか。
それこそ、「ボルドンは本ばっかり読んでいて、ちゃんと自分で考えてないんじゃないの~?本ばっか読んでいると本読みの世間知らずになっちゃうよwwww。あと、「健全な精神は健全な肉体に宿る」っていうじゃない?本をたくさん読んでいるなら知っていると思うけど、ちゃんと運動してるの?www。いやぁ、青白きインテリとは君のことを指すんだねwww初めて見たよwwww反抗心が生まれないのは、本に思考を委ねているからなのかな?www」
とか何とか言ってほしいものだ。
なぜ反抗することがいいとされているのか。
親と反抗したって関係が悪くなるだけでメリットがない。
それに、親は、いわゆる”毒親”と呼ばれる人ではない。
僕が、近所のスーパーに売っているサーモン寿司を買ってきて、朝昼晩3日連続食べたとしても怒らない優しい人だ。
反抗したってメリットがないから反抗しないと、言われるたびに話している。しかし、会うたびに忘れて何回も言ってくるということは、僕を心配してではなく、”反抗していた”というマウントをとりたいがためなのだろうか?
親族や親戚とはなるべく友好な関係を築いといたほうがいいと思っていたが、友好すぎるのも考え物かもしれない。