相手への敬意・思いやる気持ち
甲子園での勝利も喜びを内に秘め
連日猛暑の中、高校野球の熱戦が甲子園で繰り広げられてます。
私はスポーツが好きなので、甲子園はやはり気になります。
なかなかじっとテレビで観戦とはいきませんが、この時期の車での移動中はラジオで高校野球です。
そんな甲子園出場校でも、コロナ陽性反応により出場できない選手が出てしまってます。
日々努力し県予選を勝ち抜き、憧れの甲子園に立てる直前に、出場できない選手の無念さは胸が痛みます。
先日も、県岐阜商がコロナ集団感染で登録メンバーが大幅に入れ替わってプレー・試合が行われました。
健闘むなしく社(兵庫)に敗れましたが、その対戦相手の社高校の相手への敬意を忘れなかったところが素晴らしかったと感じました。
勝利の瞬間も派手なガッツポーズを自粛、相手のことを思い喜びは内に秘めていました。
「相手への敬意を忘れずに、対戦できる喜びを感じてプレーした。チームでも話し合っていた」とコメントされてました。
ジュニアテニスでの試合後挨拶
私の娘は硬式テニスに打ち込んでおり、基本的には親が引率についていく年齢です。
大会等の試合では、対戦した選手自身はコートで試合後の挨拶をします。
そしてコートを出て、対戦相手の引率者(親)に挨拶をするのが、暗黙の礼儀になってます。
競技なので、勝者と敗者があります。
そこでの立ち振る舞いや挨拶、行動はとても重要ですし、選手間・親同士でも相手を思いやる行動・言動が望まれます。
しかし、中には相応しくない選手や親御さんがおられるのが実情です。
先日の夏の大会では、娘は惜しくも単・複どちらも準優勝。
決勝で負けるって、選手は結構堪えますし、1日にどちらも決勝を戦ったので、2回負ける残酷な結果になりました。
しかし対戦相手の選手も娘も、しっかり頭を下げて挨拶を行っていました。
私ももちろん挨拶し、相手選手(優勝者)とそのご両親には、
「ありがとうございました。そして優勝おめでとうございます」
とお伝えしました。
私も娘が負け悔しかったですが、やはり良きライバルがいてくださるから、選手は強くなります。
そして、そこに相手への敬意がないと、選手としても成長しないんじゃないかと思いますし、娘には小さい時から常々話しています。
勝ったときこそ、負けた選手への敬意を忘れずに行動する。
表彰式の後は、選手みんなで笑顔で写真撮影、ワイワイ話してました。
本当にいいライバルに囲まれ、私達は恵まれています!
どんなスポーツをするにもとても大切なことです。
相続や認知症への準備
「自分」はよくても「家族」は困らないか?
相続や認知症に関して、例えば自分自身が認知症になった場合を考えた時
認知症になった「自分」ではなく、自身の「家族」がどうなるのかを考えてみた時、いかがでしょうか?
認知症になった自身の世話、場合によっては施設への入居など高額な費用が掛かることも多々あります。
それらを手配・工面するご家族の方は、相当な労力や経済的な負担を強いられる場合もあります。
相続の場面でも同様です。
自身が亡くなった後、家族間で争ったりせず、スムーズに相続手続等ができるよう困らないようにする。
例え家族・親族でも「相手を思いやる」気持ちを持てば、何かしらの行動を考えることにはならないでしょうか?
自分にはそんなに財産もないし、関係ない・・
本当に残された家族は困らないでしょうか?
いきなり実際の対策・行動は難しいことと思いますが、
「どうしておきたいな~。こんな風にしたいなぁ~」
でも結構ですので、相手を思い考えてみてください。
その「思いやる」気持ちが、とても大切なんではないでしょうか。