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チョロいと思えるところで頑張ること!大きな勘違いが成長させてくれる時もある。

大会で優勝する。
学校で成績1位を目指す。
営業成績をトップにする。
どれも立派なことだと思う。

ただ、何でトップになるか!
これって意外と見逃している気がする。

一般的に何かに挑戦する時に、
ハードルの高いものを選ぶ傾向がある。

ちょろくトップになっても、
誰も褒めないし、
たとえ、褒められても、
何だこのくらいでと考えてしまう。
だから、ハードルの高いものを狙いたがる。

ハードルが高いということは、
それだけ、沢山の挑戦者がいること。
つまり、トップにはなかなかなれない。
だから、挫折しやすくなる。
逆に言えば、
そこでトップになった人は、
本当にすごい人だと思う。

今から25年前、
会社継いで駆け出しの頃になるが、
ある会合に参加した時のことだ。
その会は、世襲経営者が沢山参加していた。

世襲経営者と言っても、
私と同じくらいの若い人もいれば、
年配の方もいたのだが、
若いの息子さん達はお互いに比べられる。

大抵息子さんと呼ばれる人達の場合、
社交辞令はうまく、挨拶とか立派なのだが、
会話をしても帝王学の話(お作法)ばかりで、
実務やビジョンなどの話がほとんどなかった。

なんだこの人らは普段仕事をしてるのか?
と正直、馬鹿にしていた。
大きな勘違いで、
本当に失礼だと今は反省しているが…

その会合に集まる年配の経営者や、
取引先の管理職の人達から
「君は他の息子さん達とは違うね」
とか言われようになっていった。

こんな程度で褒めるのか?
と正直思った。
チヤホヤされていたのだと思う。
ただ、気分が良かった。
人生で初めて周りから認められた気がした。

認めれるたと思うとやる気になる。
やる気になれば行動する。
行動すれば結果がでる。
また褒められる。

やつらとは違うのよ!やつらとは!

とまさに天狗とはこのこと!
正直チョロいと思えた。
ちなみに、大きな勘違いなので、
今思うと恥ずかしいのだが、

しかし、
このチョロいと思えた環境で、
間違いなく成長出来たことも事実だ。
なんといっても、これがなかったら、
こんな風になれなかったと思っている。

若い頃のお恥ずかしい話

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