勉学とイベント沢山の種まき月間【24年11月】

横瀬町地域おこし協力隊　福田はるか

2024年12月17日 11:09

こんにちは、あるいはこんばんは。
横瀬町お茶フードクリエイターの福田はるかです。

やはり秩父夜祭が終わると寒くなるものですね。
いかがお過ごしでしょうか。
私は月初めに体調を崩し更新が遅れてしまいました。すみません。
皆さまもお身体ご自愛ください。

11月はざっくり分けると上旬に資格試験、中旬にイベント準備、下旬に怒涛のイベント出店ウィークといったまあまあハードな日々でした。

日本茶のプロを目指す！民間資格「日本茶インストラクター」

私が今回受験した資格試験は日本茶インストラクターという民間の資格です。
なんと合格率35％。
11/10に筆記試験があり、上旬は業務と並行して試験勉強をしていました。

日本茶インストラクターは、NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する中級資格です。

こんな方におすすめ日本茶に対する興味・関心が高い方
食育に興味・関心が高い方
日本茶のプロとして教育活動に携わりたい方
日本茶に関する業務に携わる方
将来、日本茶カフェなどの開業に興味がある方

出典：NPO法人　日本茶インストラクター協会

試験の内容は、日本茶に関する幅広い知識です。
歴史、栽培方法、化学、健康科学、淹れ方…等。
項目は全部で10項目あり、テキストも10冊以上ありました。

試験当日は協力隊活動にはならないため休日に受験し、勉強は直近の仕事に関わらないものは業務時間とは別でコツコツ行ってきました。

なぜそんな資格試験にチャレンジしたかというと、
難しく、かつ私にとって実用的な資格だと感じたからです。

民間の資格なら簡単で誰にでもとれるようなものは必要ない。
でも、合格率が30％台の難関な資格ならばお茶の専門家として他人への説得力や茶に携わる者としての自分への自信につながるのではないか。
しかも、網羅している内容が今後の日本茶に関する事業をやりたい自分にとって必要な知識ばかり。
私は栽培～加工～商品開発～接客すべてやりたいと考えており、考えた上で受験を決意しました。

正直、当初は受験料や教材の費用の高額さや勉強期間が不十分なのではという心配もあり悩みましたが、「えいやっ!」と踏み出してみました。

この試験、筆記試験、実技試験と２回の関門があります。
11/10に受けた筆記試験は…

なんと、合格でした！
実技試験は２月にあります。頑張ります…！

イベント出店という経験の積み重ね

イベント出店は12/1の準備を含めると５回あり、個人型協力隊になって以来最多となりました。ありがたいことです。

地域おこし協力隊は原則、利益を稼いではいけません。
よって、営業行為を行っている時間は協力隊としての活動時間に入れることができません。

しかし、私の現在の活動および将来やりたい事業は、基本的に地元産品など町民がつくった農産物等の活用やPRです。
よって、町内での仕入、商品開発、イベント準備、試飲、町の観光PRなどお客さんからお金を頂かない部分の時間は協力隊活動とさせていただいています。
もちろん、町内外どこに行っても横瀬産アピール、横瀬いいとこアピールは心がけています！（本心です！（笑））
販売商品としての原材料費などは自腹でやりくりしています。
それも完全独立に向けての勉強です。

また、経済循環のため、町内だけに留まって町民からお金を頂くのではなく町民から買った食材を加工し、町外の人に買って頂き、横瀬に関心を持ってもらいたいという狙いもあります。

私としては地元の方々にも美味しいものや素敵な生産者がいることを改めて知っていただきたい。

外の方々にも広めていき、あわよくば観光、移住、ふるさと納税、その先の援農ボランティアなどのキッカケになってほしいのでどちらも続けていきたいと思っています。

出店した時には、
試飲の紅茶をおいしい！と言ってくれる方もいれば、
「ご馳走様。」と返された紙コップにお茶が残っていることもあります。
隣の出店には人が行列しているのにこちらは素通りばっかり、
そうかと思えば紅茶好きの方がお茶ドリンクも茶葉も両方買ってくれてお話もできてほっこりすることもあります。

出店の雰囲気づくりや接客の仕方、掲示物の準備、見やすさ、イベントごとのお客さんとの相性…。
毎回が実験です。