竪琴音色キリスト教会 式文 -感謝の祭儀-
《感謝の祭儀》
司式←パテナを持つ。
神よ、あなたは万物の造り主。
ここに供えるパンはあなたからいただいたもの。
大地の恵み、労働の実り、
私たちのいのちの糧となるものです。
一同
神よ、あなたは万物の造り主。
[司式←ぶどう酒と水をカリスに注ぐ。
この水とぶどう酒の神秘によってわたしたちが、
人となられたかたの神性にあずかることができますように。]
司式←カリスを持つ。
神よ、あなたは万物の造り主。
ここに供えるぶどう酒はあなたからいただいたもの。
大地の恵み、労働の実り、
私たちの救いの杯となるものです。
一同
神よ、あなたは万物の造り主。
司式←深く頭を下げる。
神よ、
心から悔い改めるわたしたちが受け入れられ、
きょう、み前に供える[犠牲]も、み心にかなうものとなりますように。
司式
神よ、わたしの汚れを洗い、罪から清めてください。
司式←手を広げて唱えた後、手を合わせる。
皆さん、ともにささげるこの[犠牲]を、
全能の父である神が受け入れてくださるよう祈りましょう。
一同
──沈黙のうちに祈る。
【十】アーメン。
叙唱
第二奉献文
司式←手を開く。
主は皆さんとともに。
一同
またあなたとともに。
司式←手を合わせる。
心をこめて、
一同
神を仰ぎ、
司式←手を開く。
賛美と感謝を捧げましょう。
一同
それはとうとい大切な務めです。
司式
聖なる父よ、
最愛の子イエス・キリストを通して、
いつどこでもあなたに感謝をささげることは、
まことに大切な務めです。
あなたはみことばによって すべてをお造りになりました。
みことばである御子は、
救い主、あがない主としてわたしたちに遣わされ、
聖霊によって人となり、おとめマリアから生まれ、
み旨を果たして、人々をあなたの聖なる民とするために、
手を広げて苦難に身をゆだね、
死を滅ぼして復活の栄光を現してくださいました。
わたしたちは声を合わせて歌います、
天使とすべての聖人とともに、
あなたの栄光をたたえて。
[感謝の賛歌]
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主。
主の栄光は天地に満つ。
天のいと高きところにホザンナ。
ほむべきかな、主の名によりて来たる者。
天のいと高きところにホザンナ。
司式←[両手を開く]
まことに聖なる神、すべての聖性の源である父よ、
いま、聖霊を注ぎ、←[手を合わせて、供えものの上に両手を伸べる]
この供えものを聖なるものとしてください。
わたしたちのために、←[手を合わせる]
主イエス・キリストのからだと【十】血になりますように。
[聖変化]
主イエスはすすんで受難に向かう前に、
パンを取り、←[パンを取り少し持ち上げる]
感謝をささげ、裂いて、
弟子に与えて仰せになりました。
「皆、これを取って食べなさい。←[少し身をかがめて唱える]
これはあなたがたのために渡される
わたしの体である。」←[教会鐘を鳴らす]
食事の後に
同じように杯を取り、←[カリスを取り、少し持ち上げる]
感謝をささげ、弟子に与えて仰せになりました。
「皆、これを受けて飲みなさい。←[少し身をかがめる]
これはわたしの血の杯、
あなたがたと多くの人のために流されて
罪のゆるしとなる新しい契約の血である。
これをわたしの記念として行いなさい。」←[教会鐘を鳴らす]
[手を合わせて深く礼をする]
司式
信仰の神秘。
一同
主よ、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、
あなたの死を告げ知らせます。
再び来られるときまで。
司式←[両手を開く]
聖なる父よ、
わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、
み前であなたに奉仕できることを感謝し、
いのちのパンと救いの杯をささげます。
キリストのからだと血にともにあずかるわたしたちが、
聖霊によって一つに結ばれますように。
世界に広がるあなたの教会を思い起こし、
すべての奉仕者とともに、
あなたの民をまことの愛で満たしてください。
また、復活の希望をもって眠りについたわたしたちの兄弟姉妹と、
あなたのいつくしみのうちに亡くなったすべての人を心に留め、
あなたの光の中に受け入れてください。
いま、ここに集うわたしたちをあわれみ、
神の母おとめマリアと聖ヨセフ、
使徒とすべての時代の聖人とともに、
永遠のいのちにあずからせてください。←[両手を閉じる]
御子イエス・キリストを通して、
あなたをほめたたえることができますように。
司式←[左手にパン、右手に杯を持って上に掲げる]
キリストによってキリストとともにキリストのうちに、
聖霊の交わりの中で、
全能の神、父であるあなたに、
すべての誉れと栄光は、世々に至るまで。
一同
アーメン。←[両手をおろす]
[交わりの儀]
司式←[両手を閉じる]
キリストの命を受けて一つになることができるよう、
主の祈りを捧げましょう。
[主の祈り]
一同
天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
一同
国と力と栄光は、永遠にあなたのもの。
[教会に平和を願う祈り]
司式
⑴主イエス・キリスト、
あなたは使徒に仰せになりました。
「わたしは平和を残し、わたしの平和をあなたがたに与える。」
主よ、わたしたちの罪ではなく、教会の信仰を顧み、
おことばのとおり教会に平和と一致をお与えください。
あなたはまことのいのち、すべてを導かれる神、
世々とこしえに。
⑵あなたはまことの命、すべてを導かれる神、世々とこしえに。
一同
アーメン。
[平和の挨拶]
司式
主の平和がいつも皆さんとともに。
一同
またあなたとともに。
司式
互いに平和の挨拶を交わしましょう。
Ex.互いに「主の平和」と言って握手する。
[平和の賛歌](アニュス・デイ)
神の小羊、世の罪を取り除きたもう主よ、われらを あわれみたまえ。
神の小羊、世の罪を取り除きたもう主よ、われらを あわれみたまえ。
神の小羊、世の罪を取り除きたもう主よ、われらに 平安を与えたまえ。
司式
世の罪を取り除く神の小羊、いつくしみをわたしたちに。
世の罪を取り除く神の小羊、いつくしみをわたしたちに。
世の罪を取り除く神の小羊、平和をわたしたちに。
[聖体準備]
司式
今、
ここに一つとなる主イエス・キリストの体と血によって、
わたしたちが永遠の命に導かれますように。
[拝領前の祈り]
主イエス・キリスト、
あなたの体と血をいただくことによって、
裁きを受けることなく、
かえってあなたのいつくしみにより、
心と体が守られ、強められますように。
[拝領前の信仰告白]
司式
世の罪を取り除く神の小羊。
神の小羊の食卓に招かれた人は幸い。
一同
主よ、
あなたは神の子キリスト、永遠の命の糧、
あなたをおいて誰のところに行(ゆ)きましょう。
[参照聖句]
"こういうわけで、弟子たちのうちの多くの者が離れ去り、もはやイエスとともに歩もうとはしなくなった。
それで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいのですか」と言われた。
すると、シモン・ペテロが答えた。「主よ、私たちはだれのところに行けるでしょうか。あなたは、永遠のいのちのことばを持っておられます。
私たちは、あなたが神の聖者であると信じ、また知っています。」"
ヨハネの福音書 6章66~69節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
[招きの言葉]
愛する兄弟姉妹たち、
救い主イエス・キリストを信じ、洗礼を受け、
キリストのしもべとしてふさわしく生きることを望む者は、
この聖餐式に皆、招かれています。
どの教会の信者であっても、
同じ信仰を共有する者は、共に聖餐を受けられますように。
まだ信仰を告白し、洗礼を受けていない方は、
聖餐を控えるべきであります。
救い主イエス・キリストを信じて洗礼を受け、
聖餐に参加する日が、
一日も早く訪れるようにと祈ります。
[聖体拝領]
司式
キリストの体が、永遠の命の糧になりますように。
あなたのために与えられた主イエス・キリストの体。
一同
アーメン。
司式
キリストの血が、永遠の命の糧になりますように。
あなたのために流された主イエス・キリストの血。
一同
アーメン。
司式
主よ、
口でいただいたものを
清い心をもって受け入れることができますように。
この賜物によって、永遠の命に導かれますように。
[未受洗者のための祝福]
主の祝福がありますように。
[霊的聖体拝領の祈り]
主イエス・キリスト、
あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、
すべてに超えてあなたを愛し、わたしの心に迎えたいと望みます。
今、
秘跡によるご聖体を受けることができないわたしの心においでください。
──(沈黙)──あなたが、
今わたしの心にまことにおいでになったことを信じて感謝いたします。
いつもあなたと一致したいと望むわたしが、
あなたから離れることのないようにしてください。
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