2学期は1年間で1番長い学期
そうなんです。
1番長い学期は2学期なんです。
特に大変なのは10月。
生徒指導上の問題が多発します。これでもかと。
ちなみにうちの学年は今月の生徒指導はほぼゼロ。
ほら、すごいでしょ?と言いたいのではなく
これからの未来を担う先生方に知ってもらいたいことを書きたいと思います。
生徒指導の問題が出たら1番大切なのは初動。
当該生徒からの聞き取りを個別に丁寧に。指導すべき点と理解を示すべき点を即座に判断。
再発防止のための話し合いを生徒と必ずすること、そして生徒がそのことを理解した上で保護者連絡をとって今後もよろしくお願いします、という関係性を作ること。
よくあるのが、学校で起こった事象を保護者に投げるパターン。
〇〇なことがあったのでお家でも言っておいてください。というやつ。
じゃなくて、学校で〇〇なことがあって●●と話をしています。本人も次に向けて✖︎✖︎と言ってますので、お家では話を聞いてやってください。もし何か納得できない点や、気になることがあればいつでも学校まで連絡ください。
と学校であくまで完結させて報告すること。
学校であったことは学校で、というスタンスは絶対必須だと思っています。
しつけは家で、みたいな風潮がありますが、それは教員の甘えです。それをしないと10月以降もバンバン生徒指導が頻発します。
これやったら先生たち怒るよな、とか
あんなことしたらそりゃ叱られるわ、という
共通認識を生徒たちが持って線引きを自分たちでできるようになる集団になってもらうにはこの10月は本当に踏ん張りどころです。
小さな違和感を見逃さないことが
生徒たちがのびのび暮らせる空気作りのために
我々にできることです。
さあ、来週は合唱コンクール。
勝敗は目標になりがちですが、最後の最後に
そのクラスと学年にとって最高の合唱が
できたかどうか。そこが1番大切。
(勝ちたいですよもちろん笑)
2学期が終わればクラス経営としてはもうできることはありません。特に3年生は。
やり残すことなく関わりを大切にしたいですね。