コミニケーションの気づき
昨日、サウナに行ってきました。
なんとなく今日は「銭湯がいいな♨️」と思う日でした。
銭湯は、サウナ専門店のような静けさや、
キンキンに冷えた水風呂は無いですが
「なんだか懐かしくて温かい気持ち」
になるのが銭湯なのかなと思っています。
銭湯には、おばあちゃん、小さな子供、子供を連れたお母さん、入れ墨が入った地元方、など様々な方がいます。
銭湯の中は、まるで小さな商店街のようです。
そして出会った
「耳の聞こえないお婆さん」
お風呂を満喫してる時にお婆さんが入ってこられて
『わあ、気持ちがいわ』とおっしゃったので私は
ニコニコとしながら「気持ちいいですね」と返すと
手話で返ってきました。
お婆さんは手話と声を交えながら、一生懸命に私に話しかけてくれました。
私は、耳が聞こえません。戦時中に泥水を飲み、その泥水の影響で
耳が聞こえなくなってしまったとのことでした。
それは、当時5歳の出来事だったといいます。
現在80歳になるまで聞こえていないそうです。
耳がきこえないので、後ろから衝突される事もたくさんあるそうです。
お婆さんは、手話を交えながら私にたくさんお話をしてくれました。
耳が聞こえなくなってから、発音の練習をしたりしているともおっしゃっていました。
「耳の聞こえないお婆さん」は一生懸命、私の顔をみて話を汲み取ろうと
してくれていました。
一生懸命にうなずきながら。
改めて「コミニケーション」は「聴く姿勢」と「聴く力」なんだと実感しました。
つい何かをしながら話たり、話半分に聞いていたりする日々の中で
築きをもらえました。それと同時に、銭湯の良さ(価値)はの世代を超えた
「コミニケーションの場」であると思いました。
マーケティング戦略、コミュニケーション戦略などが効果的に行われるために世代セグメントに分けられ同じ場所には、同じ属性しか会えなくなっている世の中ではとても貴重な場所が「銭湯」だと感じました。
改めて銭湯の良さを実感し、心も体も温まりました。
次、お婆さんとたくさん話しをできるように手話を覚えようと思います。