Far East Reggae Cruise 其の肆
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熊本寄港
モーニング太鼓
9:00 起床
昨夜のAll White Party が(確か)5時位まであり、キャビンに戻って泥の様に眠っていたが、ものの数時間で異変に気付く。
ドンドンドン!カッ!!ドンドンドン!カッ!!ドンドンドン!カッ!!
いや、うるせーなw
有難迷惑w(いや、嬉しいかったんですよ。歓迎してくれているそのAttitudeは。一方でこちとら睡眠時間が圧倒的に不足してる訳で。寝る子は育つな訳で)な事に熊本は、くまもんポートに、歓迎の太鼓が鳴り響いている訳である。おいおいおい、ここに来て寝かせない様に実働部隊放り込んでくるかねw と思ったのも束の間。もう完璧に起きましたね、はい。モーニング太鼓。Day 4 の始まり~!!!
くまもんポートからの脱出
今日は熊本に上陸するのだが、まぁ何も調べてねーw
船上や韓国と違ってローミング使えるし、適当にどうにでもなるでしょと。因みに昨日の韓国では相方が韓国Sim を購入してたので、何とかSurvive 出来ました(何かちょこよちょこ横文字かますの格好良いと見せかけて、ルー大柴パイセンが頭をよぎってニヤつくw)。ただ、船上では特に要らんでしょって事で、Wi-Fi申し込んで無かったんすよ。結果的にこれがデトックス的な働きをして、後々思い返すと良かったんですが。
さて、熊本で何しようかね~と作戦会議をしてると、熊本ラーメンなるものがあるではないか。タクで30分位の距離。シャトルバスは相変わらず往復15ドル。敷かれたレールの上を行く人生なんて、つまんねぇ(シャトルバスを運行してくれた方々、本当に有難う御座います。我々ひねくれ者以外の方には非常に良いサービスだった筈です)と、取り敢えず徒歩でくまもんポートを後に。こっちが最短やから~と歩いていくも、何かネット張られてて出れない…(クソデカいくまもんのオブジェ、オーケストラくまもんが居た方)。じゃあ、シャトルバスが出てる方向行くか、とそっちに方向転換。因みにタクは1時間待ちとかで、選択肢から脱落。
こういう日にだけでも、タクシー集めたら稼げるのに、相変わらず商売が”お上手”だね~なんて内心、皮肉りつつも出口から脱出。
交通整備のおっちゃんに右側から出れるか尋ねたら、行けるはずだと返してくれたので、右側(さっき脱出を試みた巨大くまモンの方に繋がってる)に推進。が、しかし、割と早い段階で「一般車両進入禁止」文字+ネットが張られてたので、早々に断念。教えてくれたオッちゃんごめんね。
戻ってきて、出れそうになかった旨、オッちゃんに伝えて左側に進む。
Google先生曰く、徒歩30分でバス停があるとの事。
炎天下の中、歩く。工場しかない。シャトルバスが何台か横を通過していく。何なら既に帰りのバスも何台か擦れ違っていた(帰ってくるの早くね?w そんな観るもんない?w)。20分程が経過し、汗が止まらない。蛇口をちゃんと閉めてなくて、ちょろちょろと水が出てる感じで、背中から汗が垂れていく。部位を変えて例えるなら、ウイイレをしてて脇を伝うあの汗の感じだ(例えニッチですまないw でもウイイレユーザーはGun Finger挙がってるよねw)。
そんな感じで歩き続ける事、計30分。自販機登場&値段見て引いた。500mlのペットボトルが180円してたのだ。インフレぱねー!と同時にオイラはドデカミンの300ml位のやついくから、セーフなんて思いつつ、水分補給してバス停に到着。予想通り、貸し切りw 誰も乗ってこない。田舎モン宜しくで最後尾に陣取り、涼んで10分。いよいよ出発~!
どこか地元の様な懐かしさを感じつつ、バスは進んでいく。イズミヤ的な田舎のちょっとしたスーパーや、個人商店を通り過ぎ、八代城跡に。因みに「やつしろ」ね。目的は「角萬」という熊本ラーメン屋さん。バス停の位置の関係で、一旦前を通過する。既に列が出来ている…やっぱ考えは皆同じか…。
お土産は何処へ
相方が熊本土産を買いたいらしく、スーパーに凸。
残念ながらお目当てのブツはなかったらしく、八代城跡に行く事に。
街中にあるので、違和感はちょっとあったけど、凄く綺麗に手入れされていた。俯瞰図を見て、へー天守が左奥なんやーとか思いつつ、賽銭投入してお祈り。帰りに気付いたけど、お堀の周りの池にコイが泳いでいて、それはもう羨ましかった。何せ暑かったので。
城跡をサラッと見て、次に向かったのはMax Value。水分&相方の土産目的ですな。結果、土産は買えずで終わるのだが、涼めたし結果オーライ(私はw)。そして、いよいよ本丸「角萬」へ!
熊本ラーメン争奪戦
これまた徒歩で20分位。
僅かな影を求めて、道の端を歩きつつ、ようやく到着。列に並んで待つか~。と、思ってたら、3分位でおかーさん出てきて、麺がねーと…。
へ?リアルに「オメーに食わせる麺はねぇ!©次長課長河本」というヤツだ。これは100% 推測だが、平日の昼間にこんなに客来る日なんて想定してなかったんでしょうね…クルーザーズ同士で争奪戦を繰り広げてた訳だw
追い打ちにコメもねーと。もうそんな場所に用はない(ウダウダ歩いて、時間を要した我々が悪いです。お店は一切悪くないですw)。
じゃあ何食べるかねって事で、Google 先生の再登場。ゆめタウンなる場所にコメダがあるではないか。この際、シロノワールでも良い(シロノワールに謝れ)。取り敢えず、腹を満たし、一休みしたい。って事で、最寄りもバス停で待機。
10分位かな?バス到着~。乗り込んでブーンで、5分位でゆめタウン到着。ほんと、乗り物って偉大。涼しいし、楽やし。バス会社の人達有難う。
到着して、入ってるテナントをチェック。コメダに、ヤマダ電機に~(絶対今じゃないw)、あれ?ラーメンあるやん!って事で、「ちょうてん」へ。
バリこく+味玉のチャー定で満たされる。味噌?がちょい辛でおいしゅう御座いました!
タクシーアプリは「エリア対象外」
うすうす帰りどうしよっかなー何て思っていて、タクシーの配車アプリを使ってみたんやけど、「エリア対象外」が出続ける。ここで常人なら「ク〇が!」と思うんだろうが、オッサンは「敗者アプリがw」なんてしょうもない事を思っていたのだ。どうせ時間掛かるんでしょっ~てバイブスだったので、ラーメン注文して速攻タクシー会社にCalling。意外に10分位で来れると言われたので、いや15:30に来てくれと丁重に伝えて、準備は整った。
ラーメンシバいて、リアルに茶シバいてればお迎えが来るのである。
という事で、前述の通りラーメンを頂き、お土産探し再開。ここでも見つからず、スタバに。相方は31アイス(コイツ、船乗ってから10回位アイスシバいてるやろw なんて思いつつタクシー待ち)。
問題なくタクシーに乗り込み、運ちゃんと喋る。
聞けばクルーザーズがタクを使ってて忙しいとの事。オッちゃんは過去に中国に仕事で居た経験があるらしく、チャイ語が話せるとの事。他方、英語はダメらしいので、クルーズ客を乗せると困るらしい。そんな事を話してたら、流れで中国人観光客の話になり、オッちゃんは話理解できるから、その内容に辟易してたらしい。
その話自体の詳細は聞かなかった(大して興味無かったし)けど、どこの観光地でもある様に熊本は八代でも温泉地にマナー悪い人が襲来したらしく、中国人が出禁になってるとの事。一部の人のせいで残念な事になってるので、〇〇人がどうって意味じゃなくて、残念だなーと。いつか、皆がマナー守って楽しめる日が来てほしいなと真面目に思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ(懐かしいなw)。
と、20分位走ってもらってくまもんポートに帰還。
ちょろっとくまもんポートの出店を覗き、帰宅(もうMSC ベリッシマは家です)。出港時刻が17時だったので”門限”を今日も守れて、帰還出来ました。
熊本有難う~!
新 Pull Up 爆誕!
FUJIYAMA
16:30 デッキ15
さて、一息ついたら既にショーは始っている。
FUJIYAMAはACURA氏がMCをして、今回はKID氏ではなく、若手のStamp氏が同行している。そう言えば、Sound ClashでSami 氏に焦るなと弄られてたな~w コントロールは俺に任せろと。そりゃそうやわなw
でも、世界最強のセレクターを目前に、得たものは計り知れない事でしょう。何て思ってたらプレイが全然始まらない…
そう、暑さで機材がイカれたのだ。こういうアクシデントは本当に現場ならでは。ACURA氏がMCで繋ぐ。Jamaica修行のお陰で焦ることなく、しっかりMCをしていく。
ようやくプレイ再開!と思いきや、「Automatically Pull Up」という今船旅のパワーワード第4位の言葉が飛び出すw 途中で音が止まるのだ。
結果、ほぼプレイ出来ずに持ち時間来る…この後のプレイはあるのか。。。
EMPEROR
お次はEMPEROR !
FUJIYAMAの犠牲のお陰?wで、EMPORORの機材はセーフ。問題なくプレイ出来ていた。「特攻のタク」とはまた違ったバイブスでMC。ジャッキー氏のプレイも安定。そして、Anthem のあのオケでしっかりBuss !尼からしっかり関西をレペゼンしてって欲しいね。次はBurn Down とのタイマンClash あるので期待したい。
そして、再びFUJIYAMAのお時間がw
が、またしても「Automatically Pull Up」の餌食に~!!!w
でも、数曲やったらプレイは再開出来てましたね。
FUJIYAMAも世界で勝負するSound なんで楽しみ~と思いつつ終了~。
Sound のブロック最後はDJ KOCO!兄弟分のHipHop界から、しっかり現場をRock してましたな~。
最後まで観れなかったけど、プールサイドで簡易ベッドに寝そべりながら聴く音はそれはもう極楽のモノだった。
デナーのお時間
19:00
さて、相変わらず食べても食べてもお腹は空くもので、ディナーを頂きにライトハウスへ…と思ってたら、その手前は右手にあるレストランへ。
名前は忘れたけど、ライトハウス以外のレストランなので気分も変わってしっかりディナーを楽しみました。確かずっと食べたくても食べれなかった(ボリューム的に)、ボロネーゼを食したはず。
予想よりもトマト感強めで、美味かった!と、ここで豆知識。
ミートスパとボロネーゼの違いって知ってます?結構知らない人多い気がするんですけど、ちゃんと差分があるので呼ばれ方が違う。じゃあ、それは何なのか。自分で調べてくれw
と言いたい所だが、ザックリ言うと、パスタの太さと挽肉の粗さだ。個人的にはザックリ違い知ってれば満足なので、詳細知りたい人はGoogle 先生に聞いてくらはい。メイン2つにボロネーゼを追加し、今晩もしっかり美味しく頂きました。
Artist Live Show
20:45 再びデッキ15へ
大体、ディナーは1時間位で済んでたんやけど、この日も結構時間掛かってた。なのでArtist Live Show はHAN-KUNの終盤から参戦。
相変わらずの盛り上げ上手で、オーディエンスとの一体感がエグかった。
お次は我らがGeneral、Dozan 11 a.k.a (皆、a.k.aって知ってます?as known as の略です。HipHop、Regge界隈では良く目にするのでこの機会に覚えられたし)三木道三。
生でしっかり聴いたのは意外にも初(Rub a Dubとかやと聞いたことある筈)。マジで歌上手い!歌唱力もしっかりあるし、何よりBig Tune が多い。個人的には道三先生のパフォーマンスは裏メインばりに楽しみにしてた。
皆で大合唱した「一生一緒にいてくれや」は、想い返すとサブいぼ(関西人は鳥肌よりサブいぼ使いがちw)がたちますな~
そして、「大仕事」。平易な言葉で表現してしまうけど、痺れたね。
Crown のFar East Cruise をやり切った事に対する「大仕事」、これまで数々の偉業を成し遂げてきた事に対する「大仕事」。挙げればキリがないんやろうけど、マルチミーニングでの「大仕事」にRespect を感じたね。
愛のスコール
そして時はいよいよ、デッキ15のメインディッシュ。
最強のカルテットこと、T.O.K!!!!
と、思いきやここでアクシデントが発生する。
何とスコールが到来したのである。
HOME GROWN からRUFF KUT BAND にセット転換する間に徐々に雨足は強まり、風も相まって横殴りの雨に。
ここでもウザい豆知識。横なぶりの雨という表現と横殴りの雨という表現があるが、辞書的には「横殴り」が正しいらしい。失敬!w
これはマズくないか…と心配になる位の雨風。繋ぎでSami 氏の”カラオケ”が聴けたのは現場に居合わせた幸運だったが、まぁびっちゃびちゃw
30分後に再開するの言葉で、キャビンに帰ってシャワー浴びて復活。
これは今の内にシャワー浴びたら、この後のタイムテーブル的に楽だからという”Jah Works” だと信じたい。故の愛のスコールな訳だ。
無事に雨も止んで、最高の状態に。最高というのは感覚的にアニメや漫画の主人公が一回強敵に打ちのめされてリベンジ(勝ち確)するような感じである。デッキ15からデッキ16(バルコニー的な感じで上から柵に持たれてしんどくない態勢で観れるのだ)に移動。
この時点で「準備万端、〇〇 Banton !!」な訳である。Raggamuffin は〇〇に入る言葉は直ぐ出てきたはずw
「Jah !!」とMCが叫べば「Rasta Fari~!!」が正解の如し、「準備万端」と来たら「Buju Banton」なのでしっかり覚えておくように。Buro 派すまぬw
あの素晴らしい愛をもう一度
22:12 T.O.K Step Out ~!!!
の前に、実は素晴らしいBig サプライズがあったのだ。
其の参で二度とFreddyを生で観ることが出来ないかもしれないと、書きましたよね?それも二回も。伏線回収していくよ~w
何と、Big Ship Family からロンドンシアターの人数制限で生で観れなかった人(ガレリアの天井にあるモニター観戦になった人)に対して、デッキ15のしっかり生で観れる状況で、Live をやりたいと言ってくれたらしいのだ。
信じられます?1回の旅行で2回も船長のLive 観れるんすよ??
マジで、もう、泣きそう…
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