見出し画像

推しジャンルのネップリでカルタを作った話

カルタって楽しいですよね。
私はカルタやトランプなどの老若男女が遊べるカードゲームがとても好きで、大人になってからも熱中して遊んだことがあります。
特に、子供向けのアニメだと公式でカルタやトランプを発売してくれることが多くて、友人たちと集まって遊ぶことができるためとても助かります。

女児向けアニメのカルタを全力で遊ぶ大人の図


成人してからもキッズ向けアニメに人生をかける日々でしたが、そんな中で『デジモンゴーストゲーム』(以下、ゴーストゲーム)というアニメにどハマりました。
日曜朝9時に放送されていたキッズ向けハートフル育児ホラーアニメです。
しかしこの作品、(放送時間から考えて)キッズ向けアニメのはずですがカルタのグッズがない。
今からでも遅くないので出してください。

ないならとりあえず作れば良いんじゃない?ってことで、公式が提供してくれているネップリと、同じく公式が公開してくれているYouTubeの次回予告動画を使ってカルタを作りました。

作ったカルタはゴーストゲームが大好きなオタク友達と一緒に遊びましたが、めちゃくちゃ楽しかったので作り方と遊び方をまとめました。
ご興味あればぜひお試しください。


①用意するもの

・ネップリ(私が利用したのはセブンイレブンのコンテンツプリント)

・ペン

・付箋用紙(シール紙とかでもOK)

・次回予告の音源

・ハサミ(※なくても作れます)

ペンはボールペンよりマッキーがオススメ


※ネップリとは…セブン、ファミマ、ローソンの各コンビニのマルチコピー機で色々な作品のブロマイドがプリントできるサービスのことです。
昨今は国民的アニメから流行ジャンル、舞台写真までプリントできるようなので各コンビニのサイトで調べてみてください。
私が利用したのは、セブンイレブンで販売されているTVアニメ「デジモンゴーストゲーム」コンテンツプリントです。アニメ本編(全67話)のキャプ画やopカットが1枚あたり200円で写真用紙に印刷できます。
次回予告の音源は、幸いにも公式がYouTubeに全67話分をアップしてくれていました。
ネップリと次回予告の公式音源が揃っていれば、他ジャンルでも同様の方法でカルタを作ることが可能だと思います。
⚠️言うまでもないことですが必ず公式から提供されている音源を使用してください。


②作り方


🖼️ネップリを印刷しよう


好きなシーンのネップリを1話ごとに1枚印刷します。ゴーストゲームの場合は全67話=計67枚必要なので、これがなかなか重労働です。人が少ないコンビニでやりましたが、長時間マルチコピー機を占領するのは他のお客さんの迷惑になると思うので一度にやろうとしないほうがいいです。
ネップリをそんなにたくさん印刷できない人、難易度を調整したい人はとりあえず30枚くらいでもいいかもしれません。
セブンのサイトだとネップリ10枚までなら一つのバーコードにまとめることができますが、それでもどこまで印刷したか覚えておくのがめちゃくちゃ大変でした。
写真用紙への印刷は1枚でも数分の時間がかかるので、67枚を印刷しようとすると1時間以上かかります。マジで一回で全部印刷しようとしない方がいいです。(私は後ろに人が来たら中断して譲るか、別のコンビニ行くかしてました)
各話ごとのシーンの選出は全て個人の好みでOKです。
私は基本的にはその回のお当番をつとめたキャラか、その回のゲストキャラクター(敵デジモン)が映っているカットを選びました。
うち2、3枚くらいは引っ掛け問題のつもりで、あまり本筋と関係ないシーンを選んだりもしてました。
あと、天ノ河兄弟推しなので2人が映ってるカットを無意識にめちゃくちゃ選んでました。

ネップリ67枚分の厚み。印刷総額はほんの13400円です。


🖼️ネップリ(絵札)に文字を貼ろう


ネップリの印刷が全て終わったら、あとはもう大した作業はありません。
ネップリがカルタの絵札になるので、各ネップリの表面(イラストが印刷された面)にサブタイトルの最初の一文字を貼ります。

第1話「口縫イ男」なら最初の文字は「口」ですね。
私はネップリの絵柄に直接書き込むことに抵抗があったのと、カルタで使った後は普通にブロマイドとして飾りたかったので、貼った後に剥がせる付箋用紙を利用しましたが、特に気にならない人や見映えを重視したい人は丸型のラベルシールなんかがいいかもしれません。

事務用品の付箋を使いました
(付箋の余白はハサミでカットしています)

【追記】
フォロワーさんから教えていただいたのですが、100均とかで売っている透明フィルムを使用するのが一番見映えが良くて作りやすいと思います!
→透明フィルム(L判サイズ)をカルタの枚数分用意し、透明フィルムの表面にサブタイトルの頭文字、裏面にサブタイトルを書いたシールを貼り、ネップリを透明フィルムに入れる。
この方法ならネップリに直接書き込む必要もないですし、透明フィルムを使い回せば絵柄を変更するのも楽ちんです!

天才フォロワーさんありがとうございます🙏✨


透明フィルムに入れることでネップリを保護できます


この作業をしてると絶対に気づくことがあると思うんですが、ゴーストゲームのサブタイトル、「人」から始まるものが多いです。
※第4話「人形ノ館」、第16話「人喰イノ森」、第35話「人狼」、第42話「人狩リ」
「人」の絵札ばかりだと分かりづらいか…?と悩んだのですが、各話の内容やお当番キャラはほぼ被ってないので、遊ぶ時にはそんなに紛らわしくありませんでした。
心配な方は「人」から始まるサブタイトルは頭の二文字まで書く、としてみてもいいかもしれません。(「人形ノ館」なら「人形」といった感じに)


どの話なのか分かりやすいシーンが多めです。


🖼️ネップリの裏に正解を書く


絵札を取った後に答え合わせができるように、ネップリの裏側に話数とサブタイトルを書きます。
イラストが印刷されてない裏面とはいえ、直接書き込むのが抵抗がある人はこの部分も付箋がいいかもしれません。
この作業も結構面倒なんですが、取った後に正解が分からないと混乱を招くのでやっておいた方がいいです。

表面
裏面


🖼️次回予告の音源を用意する


YouTubeに公式がアップしてくれている次回予告を全話分プレイリストにまとめます。これが読み札の代わりになります。

自作した再生リスト


私が作った時は第1話も札に加えたかったので、1話の次回予告として、番組放送前の宣伝PVをプレイリストに加えました。
※この番組宣伝PV、めちゃくちゃ出来が良いので未見の方は良かったら見てみてください。
「デジモンゴーストゲームPV」

これでカルタの製作は完了です。




③遊ぶための準備


🎮作品を履修している人 3人以上
2人でも遊べますが、3人以上が盛り上がると思います。YouTubeのシャッフル再生を使えば読手(=読み札を読み上げる人、今回だと動画を再生する人)は不要です。
読手がいない場合は動画を途中停止できない&空札を入れることができないので、もし人数に余裕があるなら1人は読手をつとめるといいかもしれません。


🎮床がある個室
67枚って結構多いです。カルタを広げられるだけの広めの個室を用意しましょう。
私はテストプレイは自宅、友人と遊んだ時はホテルの部屋を利用しましたが、人間の腕のリーチだと到底届かないほど遠くまでカルタが広がりました。

最初は絵札同士が重ならないように広げるのが大変です。


④遊び方

カルタを全て床に広げ、YouTubeの再生リストをシャッフル再生で流します。次回予告を聞いてどの話か分かったら、広げてあるカルタの中から該当の回の絵札を探して取りましょう。
⚠️この時、YouTubeの画面がプレイヤーから見えないように注意しましょう。
(次回予告の映像を見たら一発で正解が分かってしまうので。)

読手がいない場合は、シャッフル再生だと次の動画がどんどん自動再生されるため、30秒以内に札を取れるように頑張りましょう(札のチョイスがよほど難しくなければ、次が流れる前に取れると思います。)
67枚あると、最初は該当の札を探す作業が結構大変です。逆に、枚数が減ってくると札の奪い合いになります!

前述の通り読手がいない場合は空札を入れることができないので、ラスト1枚になった時点でゲーム終了です。

⑤実際に遊んでみた感想



絵札の文字いらない
ネップリのチョイスが簡単すぎたのかもしれませんが、全員が絵札につけた文字ではなくてイラストだけを見て札を取ってました。
その回の敵デジモンやお当番キャラなどの分かりやすいシーンを絵札としてチョイスするなら、絵札の文字はつけなくてもいいかもしれません。
(取った後に答え合わせは必要なので、裏面のサブタイトルと話数は書いた方がいいです!)


竹中直人めちゃくちゃ良いこと言ってる
このカルタをやると、「推しの次回予告」がきっと見つかると思います。
ゴーストゲームのアニメ本編は何度も見返していたものの次回予告についてはうろ覚えの回もあったのですが、次回予告だけで怖がらせつつ、しっかり本編の内容に即したことを言ってます。
特にゴーストゲームはホラーアニメなので、「どんな恐怖が主人公や視聴者を襲うのか」という部分にフォーカスしてるのがいいですね。スタッフのセンスと文章力に脱帽です。
個人的に好きな次回予告は35話67話、カルタとして遊んでて難易度が高かったのは55話46話&60話あたりでしょうか。逆に遊んでて笑いが起こったのは52話でした。
※実際に聞いてみてほしいのであえてサブタイトルは記載しません。


基本的にはカルタ作った人が有利になる
カルタを作った人というよりは、ネップリを印刷した人、ですね。
ネップリを印刷した人は当然のことながらどの絵柄がどの話かを把握しているので、よほど記憶力に自信のない人以外は、他の人と比べて早く札を取れる確率が高いです。
私が遊んだ時は、一緒に遊んだ友人が戦いの中で成長するタイプだったので、2戦目を遊ぶ頃には完全に札を把握されて互角に遊べました。
遊ぶメンバーが決まっている場合は、各自で担当話数を決めてネップリを分担して印刷するとフェアかもしれません。(ネップリの印刷代も折半できるしね)

⑥注意点


・このnoteは、公式から提供されているコンテンツプリントという有料サービスと、公式チャンネルがアップしてくれている動画を利用した上での製作を推奨しています。
コンテンツプリントを利用せずに公式のキャプ画を印刷する行為、違法アップロード動画などを利用する行為は一切推奨しておりません。
ネップリの売り上げが増え、少しでも次のグッズに繋がればいいな、という一ファンとしての気持ちもあります。

・ネップリに貼った付箋やシールは、時間が経つほど綺麗に剥がすことは難しくなります。ネップリは1枚200円と安価ではありますが、シールを貼る行為や書き込む行為は全て自己責任でお願いします。

・その他、少しでも公式の迷惑になる可能性が生じた場合は該当ツイート及び当noteは削除するつもりです。


長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでも気になった方はぜひお友達と遊んでみてください〜!
デジモンゴーストゲームの円盤化、アニメ 2期、映画化待ってます!!!

いいなと思ったら応援しよう!