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三苫の1ミリ細谷の1ミリ生で観た話 どちらもスペイン戦 


トップ写真 2022年カタールドーハ


スポーツの国際大会にはまったきっかけ

私はスポーツ観戦が好きです。
中でも、国際的なイベントがお気に入り。

きっかけは2019年、
アジア初開催となったラグビーワールドカップ。
日本で開催された世界的大イベントです。

開催国、我らが日本。
強豪国を倒してベスト8に進出。

準々決勝では、
惜しくも、
優勝した南アフリカに敗れてしまいましたが、
予選リーグでの日本代表の活躍。
記憶に残っている方も多いのでは。

日本でのラグビーワールドカップ。
その時は、まだコロナ前でしたので、
各国サポーターが大挙日本へ押し寄せ、
自国の応援。

2019年ラグビーワールドカップ会場にて顔を揃える各国指導者(笑) ずいぶん入れ替わってますね

各国サポーターとスタンドでの交流。
初めての経験でしたが、
これが癖になり、
大きな国際イベントにはまってしまいました。

2019年ラグビーワールドカップ会場にて5年前か~

対戦カード、
忘れてしまいましたが、
上皇陛下ご夫妻がご観戦に訪れた時、
お姿がスタジアム内の映像に映し出され、
同時に、
日本サポーターの大歓声が起こりました。

訳が分からない、隣に居た外国人サポーター。
あれは誰だ?
と、聞いて来たので、
はて?
天皇陛下。いや、今は上皇陛下。
なんて伝えるのが良いか?
一瞬、考えた結果、

He is former japanese emperor.

そう答えると、
その外国人も席を立って大拍手。
してくれました。

サプライズ上皇様ご夫妻登場に湧くスタジアム 売店のモニター

他国の文化や歴史をリスペクトしあえる。
これは素晴らしい体験となり、
次なる大イベント東京オリンピック。
楽しみにしてましたが、
2020年の年明けから蔓延し始めたコロナウイルス。
その影響を受け、延期の末の開催は無観客。

とても寂しいオリンピックとなってしまいます。

コロナが明けてサッカーワールドカップへ

世界中がコロナの閉塞感から解放された2022年。

2022年サッカーワールドカップ。
中東初開催。
カタールのドーハで開催されました。

以上のような経緯から、
何としてもワールドカップが観たい。
そう思ったら止まらない。
ワールドカップ直前にドーハ行きを決めました。

行くと決めてから気づくのですが、
航空券に宿の値段。
高いなんてもんじゃない。

ホテル等、だいたい日常の10倍以上の価格。
当初、隣国にあるドバイから移動すればいい。
そう考えてましたが、
皆、考えることは同じなようで。
確かにホテルは安く取れるのですが、
ドバイからドーハ(1時間)の
エコノミー飛行機代。
なんと片道10数万円。

あまりの物価高騰に、
できるだけドーハを避け、
旅費を安く抑えるためにエジプトへ逃げました。
ドーハからエジプト路線は価格も安く、
ワールドカップ期間中、
ハヤカード(ワールドカップ観戦者が持つカード)
持っていればビザ免除という特典もあり、
3泊はエジプト滞在というスケジュール。


ギザのピラミッドを手の中に
スフィンクスとキス

カタールでは、予選リーグの
コスタリカ戦とスペイン戦を現地観戦。

2022年ワールドカップ コスタリカ戦前

ドイツに逆転勝利した試合は日本でテレビ観戦。
日本国民の多くが熱狂した番狂わせ。
その勢いでのコスタリカ戦でしたが、
この試合はパッとせず。(すみません)

コスタリカ戦後、
空港へ移動してエジプトへ出国。
エジプトにて3泊4日過ごし、
スペイン戦観戦の為、
ドーハへ戻りましたが・・。

さすがに疲労が蓄積で体調不良。
試合前、観に行く元気がなくなりかけ。
でしたが、
力を振り絞りスタジアムへ向かいました。

ワールドカップ感動のスペイン戦

コスタリカ戦を観た限りの印象。
今日は負けるやろな~。
が、正直な感想。

2022年カタールワールドカップ スペイン戦のスタジアム 試合前

しかも前半にいとも簡単に失点。
そのシーンを目の前で見ていた長男。
「こんな簡単に点て入るんやな~」
まさにその通りの印象。
いったい何点取られるのか?

ところが、後半。
日本は2点を取って逆転勝利。

有名になった三苫の1ミリ。
目の前で見てましたが、
私の目には完全にゴールラインを割っている。
そう見えたので、
なんで試合が止まってるのか?
理解できずでした。

しばらくの中断後、
なんとゴールが認められ、日本逆転。
よー分からんけど、喜んだ記憶があります。

試合は、そのまま終了。
あの時のスタジアムの雰囲気。
生で感じられたこと。
一生のうち、そんなに得ることができない
体験となりました。

翌年から社会人になる予定。
その記念にと、同行させてた長男。
普段は感情を大きく出さない冷静な性格。
なのですが、試合後、

「お父さん、連れて来てくれてありがとう」
と、聞いたことないセリフ。

言ってくれました。

それくらい、
インパクトがあったスタジアムの雰囲気でした。
これはテレビでは分からないですが。

オリンピックのスペイン戦

その後、時が過ぎ。
今年1月はお仕事でオマーンへ。
行ってたついでにサッカーアジアカップ観戦。
イランに負けた試合も観戦。

そして、パリオリンピック。
全勝でグループ突破の日本。
まさかの二位通過のスペイン。
準々決勝で激突。

スケジュールの都合で、
観戦できる最後の試合。
その試合がスペイン戦になるという幸運。

パリ・オリンピック 日本対スペイン戦 試合前 スタンドガラガラでした


ボランティアさんに席まで案内される 日の丸背負ってます(笑)

ドーハの仇をリヨンで討つ!
その気で来るだろうスペイン。
全勝通過で迎え撃つ日本。

結果はご存知のとおり0-3の敗戦。

その中、細谷の1ミリと呼ばれるプレー。
素晴らしいゴールでした。

スタジアムで大歓喜の日本サポーター。
でしたが、意味不明なVAR。
ナントのイスラエル戦もそうでしたが、
スタジアムではVTRは流されず。

ナントでのイスラエル戦の警備 軍隊です

なので、テレビ観戦の方が状況が分かった筈。

長い中断の結果、ゴールは取り消し。
その後も果敢に攻めた日本。

これは絶対PKやろ!
そんなプレーでも笛は吹かれず。

負ける試合とは審判との相性。
良くないもの。
それもサッカーなのでしょうね。

アジアカップのイラン戦。
今回のスペイン戦。
そう感じた試合でした。

ふと冷静になり、振り返ってみた時、
三苫の1ミリと細谷の1ミリ。
両方、生で観られたこと。
これはすごいことだな~。
改めて思う次第。

2024年1月アジアカップ アップをする三苫選手

サポーターの力はすごい

同時に、日本代表の全試合。
応援に駆け付ける日本のサポーター。
団体名はウルトラス・ニッポン。
頭が下がります。
負けても暖かく支え、
どこへ行ってもゴミを拾って帰るサポーター。

サポーターワールドカップがあれば、
間違いなく優勝。
そう思います。

昔むかし、まだドーハの悲劇の時代から。
お一人でも各地へ駆けつけ応援されてた方。
植田朝日さん。
今も現役で各地へ駆けつけて応援されてます。

最初は一人で太鼓を叩いてた姿。
テレビで流された映像。
覚えているだけに、
その時に比べて大きく増えた日本サポーター。
たった一人の情熱から始まった。
本当に素晴らしいことだと思うのです。

2022年カタールワールドカップ 日本サポーター この角度で見てたので、堂安選手のゴール、三苫選手の1ミリ共によく見えました

植田朝日さん、
ドーハのアジアカップの時、
日本代表宿舎前でお見掛けしました。

向こうの方でオレンジ色の靴の人がウルトラス・ニッポン代表者 植田朝日さん 
2024年1月ドーハの宿舎前にて監督さんと

全てのスポーツ観戦にて思うこと。
日本の応援って素晴らしい。

そう感じる対戦国。
多いと思いますよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。




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