やまつみの宮秘話(佐那河内村)
トップ写真はやまつみの宮外観風景 出雲の語源がわかる。
最初は海だけでした
今となって、アニミズムリゾートという会社を作り、基本コンセプトが定まって来たのですが、当初から場所を増やして計画する予定はありませんでした。
これまでに書いたように、最初は会社の保養所兼、受験合宿ができる場所を(学習塾を経営しているので)探して巡り合ったのが鳴門の土地。
あまりにもロケーションが良い土地なので、ほかに有効活用できないか?
思案して方針転換。
建築家の内野さんのお宅から
それが田舎と呼ばれる徳島県の中でも唯一の村、佐那河内村にまで及んだわけ。それはアニミズムリゾートの建築を依頼した内野さんとの出会いから。
打ち合わせも兼ねて、佐那河内村にある内野さんのお宅にお邪魔させていただいたことがあります。その時に感じた空気。なんか懐かしい雰囲気。心が洗われるというか。引退後はこんなとこで畑して暮らしたい。そんな感情が芽生えました。この時はただなんとなく。
冷やかしのつもりが
ある時、ネット情報で佐那河内村に古民家が売り出されていたので、内野さんとの打ち合わせも兼ねて見学しよう。そんな軽い感じで内覧させていただいたのです。ほぼ冷やかし気分。結果は即決購入を決めてしまったのです。
理由は、これは俺が買わなければならない!そう強く感じたからなのですが・・・。古民家も魅力的、徳島県の郷土史にも残る大庄屋の家。しかしそれだけでは決め手にはなりません。
天照大御神荒魂と瀬織津姫
決め手となったのは、天照大御神の荒魂であり瀬織津姫というキーワード。
天照大御神の荒魂であり瀬織津姫。この条件で祀られている古社。全国で何社あるかご存じでしょうか。伊勢神宮荒祭宮、兵庫県西宮市にある廣田神社、佐那河内村にある朝宮神社。古社でいうとこの3社くらい。条件的に近い神社もあるが、それでも数社しかない。
私は年に二度はお伊勢参りをする。一番の目的は内宮にある荒祭宮参拝。ここを訪れると、なにかしらの体調不良が消える。奥さんが原因不明の腰痛になった時も、ひとりで参拝。その翌日、腰痛が消えた。(笑)
奇跡としか表現できないこと
そして現在、私が住んでいるのは兵庫県西宮市。子どもたちは宮参り、七五三は廣田神社さんで。困った時の神頼みではないが、弊社アルバイトの学生が、バスとぶつかって意識不明になったことがある。
病院にお見舞いに行くと、家族の方から「もう意識は回復しない。もし回復しても脳に障害が残り、前の生活には戻れない。」そう医者から言われたと教えてもらった。
私にできるのは神頼み。近所の廣田神社で祈祷をお願い。おさがりのお札をもって再び病院へ。「これ近くに置いてあげてください。」とご両親に手渡し、あとは毎朝、神棚に祈るのみ。
結果、数日後、「意識戻りました!」ご家族から連絡を受け、それから数か月後、なんとその彼が、アルバイト講師として戻ってきてくれたのです。なんの障害もなく。医者は奇跡だと。私も同感。(笑)
そんな経緯もあり、天照大神荒魂の瀬織津姫は特別な存在。
偶然でしょうか
話戻って、内覧に行ったおり、前に住んでおられた方が祀っていた神棚。朝宮神社のお札がありました。神社マニアならではの興味。近くの氏神さんかな?調べてみようとなります。(笑)
結果が上述したように天照大神荒魂で瀬織津姫が祀神。
おまえあほか?
と言われそうですが、これは導かれし神様からのご縁。
そう受け取り、購入を決意した次第。
やはりあほですね。
おいおい深く掘り下げてご紹介させていただきますが、
この時、まだ佐那河内村、隣接する神山町がどんな場所か。
私はまだ知らなかったのです。
調べれば調べるほどに、偶然ではなく必然だった。
そう思える、日本人にとって重要な拠点だったのです。
皆様の嘲笑がきこえますが・・・(笑)
またおいおいね。
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