ビジネススクールのTips8(リーダーの役割)
①目標を明確にする、②目標にたどり着くためのプロセスを明確にする、③その実現のためにコミュニケーションを密にする
組織を率いてマネジメントを行う場合、基本的にはこの3つを意識しています。理由は、①まさに七つの習慣にある「目的を持って始める」の考え方、②人はやりたいことでも、やり方がわからないと足踏みしてしまうが、一度できると思うと前に進むことができる(いわゆる「自己効用感」を持たせられるまで部下と伴走する)、③そしてコミュニケーションにより先の①②をしっかり理解でき、周りの人との信頼感が高まり、共同体感覚が協力関係を助長する、というものです。
ピーター.F.ドラッカー先生の著書「マネジメント」では、マネジャーの役割は、1.部分の輪よりも大きな全体、すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体を創造すること、2.あらゆる決定と行動において、直ちに必要とされているものと遠い将来に必要とされるものを調和させていくこととされています。また、マネジャーの仕事は、1.目標を設定する、2.組織する、3.動機付けとコミュニケーションを図る、4.評価測定する、5.人材を開発するとされています。そして最後に、マネジャーの資質では学ぶことができず、後天的に獲得できないもの「真摯さ」であると述べています。
「マネジメント」は、私にとっては、バイブルのような著書ですので今でもたまに読み返しています。
さまざまな考え方がありますが、常に意識して行動に移してこそポリシーですので、自分の言葉で3つくらいに集約させ、リーダーの役割を考えていくのが良いのではないでしょうか。