サラリーマン志士

製造業で普通のサラリーマンをしています。 COTENのCREWでCOTENRADIOの大ファンです。 歴史から学んだことを自分の仕事に生かして、社会に貢献していきたいと活動しています。

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最近の記事

空気を読む社会~武士の切腹~

教は空気を読む社会と武士の切腹について。 武士といえば”ちょんまげ”と”切腹”という言葉で世界中に知られている有名な社会階級ですが、その切腹という文化も我々の空気を読む文化と深いつながりがあると思っています。 切腹の目的は主に下記の三つです ①名誉の保持・・・主君への忠誠を示し、名誉を守る ②責任の取り方・・・失敗や過ちに対する責任を取り、誇りを保つ ③刑罰として・・・武士だけの特別な死に方 ③に刑罰ではありますが、自ら死を選ぶという名誉が与えられており、すべて精神要素が

    • 何故空気を読む社会になったのか

      空気を読む社会で生きづらいなと思う方たくさんいらっしゃると思います、というか誰でもこの空気感やだなと思う瞬間は訪れますよね。 ではなぜ空気を読む社会になったのか、宗教的背景から深堀してみたいと思います。 一神教と多神教の違いから紐解いていくとわかりやすいのですが、一神教(キリスト教やイスラム教)の場合、常に神という唯一の存在がいて、自分という個人と神が対話し、常に自分の存在は神に見られていると感じることで自分個人の存在がより明確になり、人とコミュニケーションをとるときには

      • 空気を読む社会の我々の能力

        昨日に引き続き空気を読む我々日本人社会についての考察です。 空気を読むって改めて考えてみるとすごい能力じゃないですか?非言語値の集大成というか、それまでの脈略や人間関係、場所や気温、においまで踏まえてコミュニケーションをとる能力って人間の最大能力発揮している気が。 空気を読む前提なので、外部に対しては排他的になりますが、内部の人間同士の連携やチームワークで能力を発揮するには最高の能力ですよね。 空気を読む社会って悪い意味で多くとらえられますが、これはすごい能力なのでもっ

        • 空気を読む社会は言語が影響している

          我々日本が空気を読む社会と言われてますが、当然我々の文化・歴史が影響しており、それって言語体系から影響していると思ってます。 例えば、下記日本語を英訳してみると つながり ⇒ connection 寄り添い ⇒ providing support となりますが、どちらも英訳がしっくりこないと思います。つながりという意味は、物理的な物の繋がりだけでなく、人と人・人と人以外・今と未来過去・自分と他社など対象や時系列を超えた精神的なつながりを持った言葉だと我々日本人は理解しま

          行動経済学について

          おはようございます。今日は行動経済学について学んだ話です。もともと、人間の心理とお金の動きに興味があったのですが、最近の学問として行動経済学なるものがあるそうです。 損失回避→損した時の不満度は得した時の2倍 保有効果→自分が大切にしているものの価値を高く見積もる サンクコスト→投じた費用を諦めずに撤退できない 極端の回避性→中間を選択する傾向 現状維持バイアス→今までと同じもので安心感を得よう ナッジ理論→さりげなく促すことで自発的に良い選択を促す ハーディン

          行動経済学について

          経済の歴史

          おはようございます。今日は経済思想史のお話です。タイトルのように難しい内容ではなく、経済って我々の身近な話なんですね。 コテンラジオの資本主義、マルクスの話が面白く、マルクス主義やアダム・スミス、ケインズ経済主義について勉強してみました。 私の解釈ですが、「経済学ってまだ正解が見つかってなく、各国が時代に合わせて大きな社会実験をずっと続けている状態」。 それまでの私の認識だと、社会主義がだめで資本主義が正しいぐらいの浅い認識でした。国営企業を民営化したり、一方で潰れそうな

          アフターデジタル

          どんな本?デジタル先進国の事例をわかりやすく、なぜ成功できたのかを踏まえてわかりやすく教えてくれる 著者 尾原和啓 何故この本に出会ったの?プロセスエコノミーと同じ著者の先生で興味があり、自分の仕事にも関係がありそうだった 概要中国のデジタル化の事例や成功に至ったプロセス、デジタル化社会で必要な目線 感想中国のデジタル化の発展と日本との差に衝撃を受けた。同じような社会環境で同じスマホデバイスを使っているのにデータを使った社会がこうも差が出るのかと。もちろんじゃあ追いつき

          激変する世界で君だけの未来をつくる4つのルール

          どんな本なの?著者 尾原和啓 変化の時代を生きてく上で大事な4つのルールを学生でもわかるように、現代社会の変革から個人の価値観までわかりやすく教えてくれる 何故この本に出会ったの?アフターデジタル、プロセスエコノミーを読み著者の方の視点をもっと学びたくなった 心に刺さった言葉・内容正解主義から修正主義 ギブの鉄則、まずは自分から 自分で自分を誰かにとって意味ある存在にする 複数のコミュニティをもって自分を安定させる 努力しなきゃと思った時点で向いてない 感想学校

          激変する世界で君だけの未来をつくる4つのルール

          プロセスエコノミー

          どんな本なの?従来の物だけに価値を感じるのではなく、そのプロセスにも価値を感じるような社会に変わってきているということを教えてくれる なぜこの本に出合ったの?COTENRADIOの番外編に出演されていた尾原和啓先生のお話を聞いて、今までなんとなく世の中に感じていた価値観をプロセスエコノミーというすごいしっくりくる言葉に言語化されていて興味を持った 心に刺さった内容・乾いた世代:物質的、快楽的 ・乾かない世代:精神的 ・隣に住んでいる人の顔も名前も知らず、核家族化や会社で

          プロセスエコノミー

          竜馬がゆく 司馬遼太郎

          どんな本なの?司馬遼太郎先生の代表作の一つ。明治維新の時代に活躍した坂本竜馬の激動人生の長編小説。 なぜこの本に出合ったの?最近CONTENRADIOで歴史を学ぶ中で、「志士とは何か?」を探求してみたく、20年ぶりに読破。 概要近代の日本国家を作る明治維新の歴史の物語。徳川幕府が長く続き、制度が腐敗していく中で列強の植民地にならないように社会を変革しようとする志を持った志士たちの熱いドラマ。色んな諸藩や当時の封建社会の身分や考え方が垣間見えて、今の時代のありがたさを実感

          竜馬がゆく 司馬遼太郎

          COTENRADIO マルクス、エンゲルス

          生活から考えるのか、自意識から考えるのか 危機感があるから真剣に考える 人間の理念は生活から出てくるもの →工場は社会から必要とされたのか、自分達が作りたかったのか 木材を農民が採るのを規制するのは、ルールを振りかざして公益にはならないよね 世の中は物質的利害の塊、現実の問題を扱って初めてわかった フランス革命前後の激動の時代にはジェネレーションギャップが起こる、父親の言う事を聞いてられない 自分自身がわかれば自己実現できるようになって宗教いらなくなるでしょ 人間

          COTENRADIO マルクス、エンゲルス