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デザインの奥深さはセンスより努力でカバーできる

デザスタの越智奎吾さんのインスタライブ講義を受けさせていただきました。
わたしはデザインがメインじゃなくて、ライティングやインスタ運用の延長線上でデザインの勉強をしているにすぎないけれど、第一線でお仕事をされているプロのお話しは値千金でした。

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デザイン力向上の基礎

冒頭から現実を突きつけられる……

講師の越智さんは現実から目を背けるなとはじめから仰っていた。
デザインをちょびっとかじると、既存のデザインが「なんか変……」とは気づくが、自分のイメージ通りのデザインを作る実力はない。

それを裏付けるように越智さんは続ける。

センス以外は努力で補える

「勉強するしかないんです」
画面の向こう側で雲の上の人が言う。
デザインをちょっとかじったくらいで、全部わかった気になって、うまくいかないと腐っていた自分が恥ずかしい。

デザインのなかでセンスが占める割合は1割しかない。
努力さえ怠らなかったら、デザインは作れるということだ。
本を山ほど読んでも自分のスキルに落とし込めずに停滞していた。
いや、動くのが億劫で言い訳をしていただけ。

初っ端から雷に打たれたように背筋が伸びた。

デザインには目的がある

デザインはあちこちにある。
InstagramにもPinterestにも折り込み広告にも。
うっとうしい広告バナーだってデザイン物だ。
このデザインはなにを解決している?
なぜこの配置にしている?

デザインをするなら、考えなければならない。

初心者向けに書かれたデザインの指南書は大方読んだつもりだ。
頭に入っている理論は少なくないが、理論を展開する最適な方法をわたしは知らない。
それはデザインをちゃんと見ていないからだ。
そしてちゃんと作っていないからだ。
本を読んで知った気になっているだけでは知識も報われない。


デザインには意図がある

デザインの意図を考えることで「なぜ?」を意識的に考えるようになる。

①Web上で好きなデザインを見つける
②スクショしてスプレッドシートやNotionに貼り付ける
③デザインのいいところとその理由を考えて書き込む
④1日5分でいいから毎日やる

越智さん流、デザインの勉強法

越智さんはやり方を説明するとこう言った。
「毎日やってくださいって言ってもどうせみんなやらない。分かってるけどガチで大事」
確かに毎日の習慣にするのは大変だ。
わたしも気になるデザインのスクショまではするが、観察したりとレスしたりとそれ以上の手間はあまりかけて来なかった。
やりっぱなしでデザイン力が養われるはずがない。

まずはデザインを言語化する訓練としてやる。
選んだデザインの傾向が似ていても気にしなくていいそうだ。
むしろ、自分が好きなデザインの傾向を客観視できる絶好の機会だ。
越智さんの語り口は軽やかだが厳しい。
しかし「楽しくやっていい」と仰る。
楽しくないと続かない。そりゃ、そうだよな……

デザイン上達のフロー

デザインで気をつけなくてはいけないこと

余白 色 フォント

シンプルすぎて逆に難しい。
しかし、そのひとつひとつの理由を考えることが必要だと言う。

デザイン上達のフロー

いちばん大切なのはフィードバックやレビューがもらえる環境に身を置くこと。
だから初心者こそ会社に所属して先輩や上司からの意見がもらえる環境が望ましいと越智さんは言う。
たしかにライティングでもデザインでも、初心者はなにが悪いのかわからないで、自分の好みや思い込みに走りがちだ。

わたしはInstagramメインなのでIllustratorもPhotoshopも雲の上の存在だ。
しかし本格的にデザインを勉強するなら、越智さんの元で学ぶのがなによりの近道になると講義を受けて感じた。
現に、人材斡旋会社に「デザスタのスクール」で学んだと言うだけで紹介してもらえる会社や仕事が増えたそうだ。
それだけきちんと現場で役立つスキルを身につけられるスクールということだろう。

越智さん、デザスタのみなさん。
素晴らしい講義を受けさせていただき、ありがとうございました。
デザインの意味や理由、根拠を考えながら勉強していきます。


デザスタの公式LIINEではスクールの説明会の案内や、デザインを解説した動画のプレゼントもある


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