読書は報われるか

俺、高校行ってないんですよ。ずーっと、自分は頭悪いと思ってて、学歴に対する劣等コンプレックスがあったからだと思うんですけどお、一応、本は読んでて、それが報われたのは、つい、最近のこと。

Quoraを荒らした時ですね。お前、頭いいんじゃね？って言ってくれる人が、少しだけいて、要は、俺の知性が評価されるまでに、24年ぐらいかかりましたね。脳トレとかやるようになったのも、それが切っ掛けだと思います。もっとも、俺の市場価値には、毫も反映されてませんけどね。

俺も最初は、普通の若者と同じような、勉強をしてましたけど、段々と、自分の興味のあることしか、やらなくなりましたね。やっぱ、我が強いんでしょうね。

先祖が何屋さんかってのがわかるのも、それは、自分で調べたからですよ。家系図の作成を、今、業者さんにお願いしています。こういうのは、誰もやってくれないんですよ。やってくれるわけがない。結局、自分の家のことは、自分でやるしかない。

ちょっとだけ、気障なことを書かせてもらうと、俺は、実は無意識の支配から、比較的、自由な人間なんですよ。それは、遺伝的なものもあるでしょうけど、多分、本を読んできたからだと思う。人間には、直感や、本能や、常識や、バイアスがある。それを自覚して、合理的な選択を取るには、やっぱり、色々、知ってないといけない。

人が自由じゃないのは、貧困のせいじゃないんですよね。迷信が迷信とわかってないからだと思う。BIがあっても、おそらく、それだけでは自由にはなれない。自分の無意識が、自分を支配していることに気付いて、それに、いくらかでも抗うことができないと、本当の意味で、自由とは言えない。と、思いますけどね。欲しいものがなんでも買えるというのは、一見、自由なようでいて、実は隷従なのではないか。俺は、ちょっと、そう思いますね。

自発的隷従論 (ちくま学芸文庫)