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実家暮らしのオタク、チャーハンを作る。【Summer Pockets】

突然ですが、みなさまは自炊をしたことがありますか?

学生の方は親御さんに作ってもらうことも多いでしょうし、社会人の方は時間がなくコンビニ飯という方もいるでしょう。
かくいう私も、小学校の家庭科実習で包丁が使えず戦力外通告をくらって以降、カップ麺のお湯を沸かすことしかできない人間でした。

そんな私の料理人生を変えた出来事がありました。
VisualArt’sから発売されているゲーム、「Summer Pockets」の存在を知ったことからです。

Summer Pockets -サマーポケッツ- (サマポケ) オフィシャルサイト | Key Official HomePage (visualarts.gr.jp)

私はこのような「ギャルゲー」というジャンルの恋愛シミュレーションゲームをプレイしたことがなかったのですが、私が目を引かれたのは恋愛要素ではありません。

このゲームを一言で表すなら、チャーハンのレシピが十数種類紹介されていることです。
その原因は主人公の親戚ポジションのキャラクターである「加藤うみ」が、主人公に毎日チャーハンを振舞うためです。

チャーハン少女・加藤うみ

友人のプレイ映像を見ながら、「フィクションとはいえ、こんな小さい子でも自炊をしてるんだ。わたしにも作れるのではないか?」という疑念が沸き上がります。

そしてそれから一か月。
チャーハン研究という名のゲームクリアを終えて、作成したチャーハンがこちら。


米がカチカチ・味も激薄・具も卵だけ


不味い。これでは米を温め、卵のそぼろを掛けただけではないか。
具材と具材の間に調和がない。
たしか「Summer Pockets」の加藤うみ師匠が言っていた評があてはまりそうな……

「……ぱらぱらなだけ」
「……あじ、しない」

うみ

このほろ苦い料理デビューから、チャーハン研究を重ねる日々が始まった。
そして友人10人の間で開いたチャーハン大会で優勝することになったのはまた別の話……


見栄えは悪いがパラパラで味がするほうのチャーハン


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