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北京郊外訪問 潭柘寺

これを書いているのは11月11日。1週間前の4日は非常に暖かく、夜でも半袖で私は外出した。それから1週間、北京の温度はがくっと下がり、朝は氷点下。秋をすっ飛ばしていきなり冬になった。北京の秋は紅葉が綺麗だと聞いているので、慌てて北京の郊外へ出かけてみた。行ってみたのは北京の西にある潭柘寺。車で1時間ほど北京の西に向かい、山の中にそのお寺はある。週末の北京の郊外は、紅葉見に行く観光客が多いとのことで、朝7時半には北京のアパートを出発した。潭柘寺は1600年も前に建立されたお寺で北京では、最も古いお寺との事。8時半ごろ到着し、駐車場も人もまばらであった。ところが我々が帰る頃には駐車場に続く道が大渋滞しており、我々は交通渋滞に勝利したと喜んだ。

境内にはお参りするところが幾つもあり、この様にお線香が置いてある。お線香は参拝料に含まれていた
ハスの花の形をしたロウソクで線香を灯す
この様に線香を掲げて深くお辞儀をして線香をさす箱に入れる


線香を入れる箱
線香は3本まとめるのが正しい


高さ40メートルある帝王樹
ラストエンペラーの溥儀も平民になってから訪れてこの木を触ったという
日本で言えば絵馬の様な物
自分の名前を書く
石魚
身体の病の部分を触ると治るという。肥満なワタシはお腹を触る。
寺から山の眺め

寺は非常に雰囲気があり、秋を感じるには絶好の場所だった。とても癒された。

境内の売店で売ってる翡翠のペンダント
6800元って14万円デスよ
カラフルな仏像は4万円くらい

1時間半ほど境内を散策したあとは寺の前に売店がたくさん出ていたので散策。これがすごく楽しい。木工品が多いのだが、芸術的なひょうたんを扱う店や、真っ直ぐのしっかりした木の枝ショップが特に目を引く。木の枝は魔除けとして家に置いておくだけらしい。持ってみるとずっしりしたしっかりとした木だった。

ひょうたんですよこれ。型にはめるんでしょうね
木の枝で作った杖の数々
パチンコ
木彫りのすっぽん様
ひょうたんショップ
山の幸
木の枝ショップ
枝は魔除けだとか

北京に戻り昼食。水煮魚なる、魚を油で茹でた料理を食べた。魚の種類は選べて、今回はナマズにした。写真のように煮えたぎった油の中にはナマズと大量の唐辛子が入っている。唐辛子で魚はほぼ見えないが、店員さんが杓子で唐辛子を掬ってどかしてくれる。すると魚が油の中から露わになり、どうぞ召し上がれ、となる。

最初は唐辛子で一杯
店員さんが唐辛子を退けたあと
客には服への油はね防止用エプロンが配られる
こちらは豚足の唐辛子風味
とっても美味しい
キャベツの唐辛子炒め
まあ、四川料理屋なのでとにかく唐辛子は使う

という感じで非常に良い一日でした。

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