自分の感情を出すのは疲れる
学級懇談会だった。
参加人数は少ないながらも、学級の現状を憂いている人達が集まったので色々な情報が聞けて有意義だった。
まぁ、この学級は良くない。
悪い状況がずっと続いている。
この日も懇談会を始めようというのに教室で話し声するから何かと思えば、携帯を持ってきていたらしい。
授業は中断されることがあったし、誰彼構わず囃し立てるのもあったようだ(これにうちの子が被害にあっている)。
まあそりゃ行かなくなるわ。と呆れる程のエピソードに、私の子供の現状を話すよりも知らなかった事の情報収集を優先した。
あと、なんだかその場で暴露する人みたいになるのが嫌だったし。
因みに担任以外に教頭ともう一人、教育支援?の人がいたのだが
私が暴れるとでも?と少し愉快な想像をしてしまった。
まぁ、冗談は置いといて。この学級の大変さをどう対応しているかの補足事項を言う要員だったのだと思う。
そういう事にしておこう。
前日までの間で、教育委員会の方……名称長いのでNさんにするか
Nさんに全部話していたのと、仕事帰りでそんなに頭が働いてなかったのもあって話すのが億劫になっていたのもある。
「担任の先生も一生懸命にやってくれてるのに」
というお母さん方にうちの事情を話したらどんな顔するんだろうと想像しながら、結局言わずにいたのは単なるお人好しなんだろうか。
黙ってる方が意地が悪い対応だったのだろうか。
私自身、言っても言わなくてもどっちでもいいスタンスでいたから本当に何かきっかけがあれば話していたかもしれない。
お母さま方も、担任の話に頷いていて、でも言いたいことは信頼関係を持って言えていて。
「いいなー。あんな風に私もリアクションできたらなー」
と、他人事のように見ていた。
私、信用しているポーズをするのも疲れてるな。
とこの時に感じた。
私だけは担任の話に頷かないで
担任の方をあまり見ないで
発言もしないで
異質さをお母さま方は感じただろうか(笑)
まぁ、本当に話を聞きに行っただけのつもりだったんだけどね。
だって、オブラートに包むから学級の現状わからないもの。
途中の話題で「教室に来れてない子」の話が出て(うちの子だ)話そうかな〜と思ったんだけど、なんだっけ、お母さま方の話の流れで言いそびれてしまった。
まぁ、いいや。と思って。
途中から興味失ってたけどなんとなく居続けちゃったのは、それでもなんか縋りたかったからかもしれない。
他に成績の話も出て「1年生が重要〜」的な話を担任がしてると
かなり鮮やかに地雷踏み抜いてるよなぁ!?と取り乱したくなった
けど
これが地雷なのは
普通じゃない状況なんだよな…
と
その場で浮き沈みを繰り返して自分で勝手に疲弊していた。
懇談会が終わり、お母さま方との交流をする気力もなくさっさと帰ろうと立ったら
「お時間よろしいですか」
と、担任が話しかけてきた。
いや、こうなるかもなとは思ったよ?
でも期待したくなかったから終わったらさっさと帰ろうと行動したのに結構反応早くてびっくりした(笑)
ちょっと笑っちゃったもん。マスクしてたから愛想笑い程度にしか見えなかっただろうけど心の中では“反応早www”位には笑ってた。
いや、敵対したい訳じゃないから声かけられたら突っぱねたりはしないけど
別室ではなく、あくまでも娘のクラスの懇談会に参加するのでいいんですよね?という私の確認の返答の電話連絡をもらっただけで
担任と話すのは年末の長文のお気持ちを叩きつけて以降初だから…
突きつけといて、気まずいってのもある。
まぁ、本人にちゃんと言わなきゃなぁとも思いつつ。
感情をぶつけるのが苦手だから、相当しんどくはあるんだ。感情のままに話しちゃうと泣いてしまって話すことが出来なくなる。
「泣いたらまともに相手にしてもらえない」
という強迫観念に似た何かが私の中にある。
だから、言葉を考えながら、感情を抑えながら、でも不信感は伝わるように話さなくちゃいけなくて。
素直に感情表現ができる人がこういう時羨ましい。
まあ、話すんだけど。この場で話せたんだけど。
実は後日、私から連絡した事によりもう一度担任と、そして学年主任と話をした。
学級懇談会の後の時間も、3人での場でも。
結局は気持ちなんて晴れなくて。
娘の様子を話したり、いじめた子の現状を聞いたり、夏の娘の様子を振り返りをしている間も、私の情緒がすごかったと思う……
今まで通り普通に聞いてたり、嘆いたり、恨み節だったり…
先生方も大変だよなぁ…こんな私の愚痴聞いて
っていう感情しかなくなっていった。
Nさんに話した時と違って、疲れる。
けど、終わってもずっと考え続けている。
多分、私、どうやったら相手を屈伏させることが出来るかを考えてしまっている。
それはさすがに駄目だろうと理性は働いているが。
どうしたって、加害者の1人の親の肩をもっていた(私はそう感じている)のが徐々に、徐々に信用を蝕んできている。
観察していて思ったこと
担任は
やはり経験も実績もある教師だ。
娘を観察している様子からそれは感じるし認める。歯車が合えば良い先生なんだよ。
ただ……対保護者には向いてない。
接客業的に言うと「クレーム対応が出来ない」とでも言おうか……クレーム対応って、ただ聞いてるだけじゃだめなんだよなぁ…相手がどんな言葉を言って欲しいか見極めながら躱すか、その言葉を言うか考えなきゃ。
ま、教師なんて、学校なんてそんな対応なんだろうけど。
あと学年主任も含めてなんだけど、別室にいる娘をどの様に気にかけてどう接しているか。の報告があまりなくてモヤモヤしてたんだけれど、どうにも上手く伝わってないみたいで今回詳しく突っ込んで聞いていく感じでやっとわかった。
詳細は省くけど、つまるところ
なんにもしていない訳じゃない
別室に任せっきりにしている訳でもなく、それぞれの先生で「教室に入ろう以外の」声かけはしていたようだ。
担任は娘が「教室の雰囲気自体が無理」と言っていた事を受けて消極的になっていたようだが………
普通の学校生活なら、そんな事聞かない。
普通じゃないから、普通は親に言う必要がない報告も上げんなんでしょうよ。
他愛もない話をしたかどうかを聞きたかったんだよ。全く話してないかと思うやん。
と、この文章にここまで付き合ってくれた方はわかるでしょうけど不信感と頼りたい気持ちが行ったり来たり。
懇談会の後も、三者での話の日も、帰ったら子供達の様子を伺う余裕もなく寝てしまった。
疲れた。
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