国際遺族母の日
5月の第一日曜日である今日は、「国際遺族母の日」とされています。
海外では子どもを亡くしたお母さんへ、周囲の方が子どもの名前を書いて、あなたはその子の母親であること、あなたを想っているよ、とメッセージカードを書いて送ったり、亡くなった子どもの名前で寄付をしたりする日だそうです。
子どもを亡くした母親にとって母の日はツラいものですが、この取り組みでは亡き子の母親として、また周囲の人が亡き子を忘れたいない証でもありますね。
この日は心に傷を負ったお母さんたちの心と体の回復を祈る日でもあり、世界中の子どもを亡くしたお母さんたちがつながり、心を癒し、未来の希望をつなげる日とも言われています。
最愛の子どもを亡くすと孤立感を味わいます。人との交流を避け、見るもの聞くもの全てが自分には悲しく関係ない・・・と思ってどんどん自分の殻に閉じこもってしまいます。
同じような経験をされた方と話をしたりSNSを見たりすることで少しずつ「自分はひとりじゃないんだ」と思えるようになってきます。
今日のこの日、世界中にどれくらいのお母さんが同じ思いで過ごされているのかはわかりませんが・・・
だいじょうぶ、あなたはひとりではないよ
元々アメリカの母の日には白いカーネーションが贈られていました。その後赤いカーネションになったのですが、亡くなった母に贈るのは白、母が健在の場合は赤を贈っていたようです。
今日は息子の誕生日でもあります。26年前のあの日、私が母になった日です。
今日は世界中の子どもを亡くしたお母さんと自分のために白い花を贈ろうかと思います。