Xのブロック仕様変更について思うこと

最近、X(旧Twitter)のブロック機能の変更についての通知を見ました。ブロックされた人が、その事実を確認できるようになるらしいです。このニュースを受けて、多くの人が不安を感じ、他のSNSへ移住しようと考えているようです。正直、私も少し驚きました。でも、SNSというのは、利用する限り他人に何らかの形でコントロールされることは、避けられないものだと感じます。

考えてみれば、無料のサービスに乗っているわけですから、そのルールに従うことは当然ともいえます。ですが、そういうことを口にする人はあまりいないですね。SNSは便利なツールである一方、リスクがあるのも事実です。特に、ネットは公の場です。誰でもアクセスできて、誰でも見られる場所にいるということは、常に自分の意思ではどうにもならない部分があるということを理解しておくべきです。

合わない人がいるのも、仕方のないことだと思います。どんなに気をつけても、他人と自分が完全に一致することはありません。それは現実社会でもネットの世界でも同じです。無理にその人たちと関わる必要はないし、距離を置くことが最善の解決策ではないでしょうか。

ただ、そういう状況でブロック機能を使うことが本当に解決策なのか、少し考えさせられます。ブロックすることで問題を一時的に回避するのは簡単かもしれません。でも、本当にそれだけで根本的な問題が解決できるのかどうかは疑問です。そもそも、そうした場所にとどまること自体がリスクなのかもしれません。

辛口に言わせてもらうと、SNSにしがみついている限り、常に他人の意見や行動に影響されるというリスクを受け入れる必要があります。自分の居心地が悪い場所にわざわざ留まって、ストレスを溜め続けるのは、自分にとって本当に良い選択肢なのでしょうか?もし、そこが自分に合わないなら、思い切ってその場所から去ることが、精神的にも健康的ではないかと思います。

私自身、このブロック機能の変更をきっかけに、自分のSNSの使い方を見直しています。いくらブロックしても、完全に他人の行動をコントロールすることはできません。だからこそ、自分にとって心地良い場所を見つけることが大切です。

それは単に他のSNSに移動することではなく、時にはSNS自体から距離を置く選択肢も考えるべきだと思います。自分に合った居場所を見つけるということは、もっと大事なことではないでしょうか。SNSの波に流されるのではなく、自分の居心地の良い場所を自分で作り出す。それが、私にとっての最良の選択かもしれません。

私のこの考えが正しいのかどうかは分かりません。でも、自分の心の安定を守るために、自分が本当にどこにいるべきなのかを考えるのは、必要なことだと思っています。SNSにとどまること自体がストレスになっているのなら、そのストレスから解放されるための一歩を踏み出すのも、悪いことではないのかもしれません。

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