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春はまだ遠い❓2024年 注目は 春闘と日銀政策修正12/1
春闘では、連合が賃上げ目標を「5%以上」と引き上げました¹。これは、日本経済のデフレ脱却に向けた動きや企業ガバナンスの改善など、日本株の魅力を高める要因となります²。しかし、物価上昇率が低下していることから、実際に賃上げ率が目標に届くかどうかは不確実です³。日銀が2%の物価目標達成と判断するために必要なベアの水準は、3%以上、あるいは4%~5%とも考えられます³。
日銀政策修正では、24年度のコアCPIの見通しを2%以上に上方修正する可能性が高いとの報道があります⁴。これは、円安と原油高が進んだことを踏まえたもので、3年連続で物価目標を達成することとなります⁴。しかし、日銀は、物価目標達成の判断は、見通しベースに基づくとしており、2025年度や2026年度の物価見通しが2%を大きく下回る水準に維持されるのであれば、本格的な政策修正には着手しないとの見方もあります³。日銀の金融政策見通しを変更するとすれば、来年4月にYCC撤廃とマイナス金利解除に踏み切るとの予想も出ています