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【悪用厳禁】災害派遣時に来たニセ自衛官の3つの見分け方

この前とあるインタビューを受けたのですが、災害派遣時に話題になったニセ自衛官ついてどう思うかというものです。

個人的に気になったのがその見分け方、対処法。インターネットで調べてみると、なんか微妙な物ばかりだったと思いました。


自衛官を経験してる僕から見ても
正解が分からなければどうしようも無い質問だと思った

ですので今回は実用的な見分け方を紹介します。緊急時のあなたの一助になればと思います。
今回も目次だけでも分かるようにしたいと思うので、是非ともスクショを撮って頂きたい。


・基本的には任務時、単独行動はあまりない。怪しい自衛官を見たら3等陸曹以上の人間に聞いてみる。

ここを先ず解説する。

2等陸士 

1等陸士

陸士長

3等陸曹(分隊長)

2等陸曹(小隊陸曹)

1等陸曹

陸曹長

陸士と呼ばれる下っ端隊員と、それを分隊として統率する3等陸曹。その分隊を動かす2等陸曹以上の上位階級者。
上記枠組みをまとめて小隊と呼びます。まぁここら辺は覚えてもらわなくていいんです。

何が言いたいかと言うと、基本的にはチームで動いている訳で火球的要件がなければ単独行動は有り得ません。

近くに別の自衛官が2人以上居るはずです。怪しいと思った隊員については聞いてみても大丈夫かと思います。

聞く相手は3等陸曹以上の方。襟元に必ず2つ着いているはずですので目安にどうぞ。
因みに陸士隊員については襟元に階級章はなく、必ず右肩に部隊章と呼ばれるマークの下に着いています。

くの字みたいな黒線が増えると階級が上がります

・身分証を出してもらう(偽物に注意)

基本的に駐屯地から出る時に必要で、携行しないとならない。脱落防止と呼ばれる処置をして携行しているのでまず出してもらってもよいかと。

がしかし。中国人によって既に偽造技術がある様子。だがまぁ出し渋るようなら、前項の上位階級者に聞いてみるのが的確です。

・どこの駐屯地から来たか聞く。

被災した場所から遠路はるばる自衛隊が来るわけですが、その中でもやはり管轄がある訳です。

あまり離れすぎている場所から来ている方は、信用しないでいいと思います。


・以上おわり!!

南海トラフ地震が近しいと呼ばれる昨今。その時に身を守るのは最終的には自分しかいません。その時のあなたの助けになればと思います。


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