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ママ16年生 思春期とか反抗期とか激闘の記録【vol.4】
高校1年生の娘とのあれこれを振り替えっています。
前回の記事はこちらから。
第2回家族会議
1回目の受験が不合格となり、ほぼ同時に私立高校から特待生の合格通知が届きました。合格通知には特待生で入学手続きができる期限が書かれており、迷ってられる時間はごくわずか。
入学金の納入案内書は特待と一般の2種類が入っていました。
「よし、私立特待で入学しよう!」と、即決とはいきませんでした。
私もあんなに腹をくくっていたのに、全然くくれてなかったみたいです。そして何より娘本人が、第一志望の「A高を受ける」の一点張り。
パパの方は「私立に特待入学しよう」と説得してましたが、私はどちらとも言えない気持ち。できれば公立校に行ってほしいけど、もし2回目も合格できなかったら私立校へ一般入学コースです。そうなったら「あのとき、特待入学してればよかった」とものすごく後悔しそうです。
正解のない選択に答えていくという覚悟
出費は最低限におさえたい。もし次で合格できなければ私立一般入学するしかなくなり、最大の出費です。弟たちのことも頭をよぎります。
話はどこまでも平行線。何より娘がA高受験の一点張りで譲らない。
もし不合格となり私立一般で入学することになったら、“入学金の差額は娘が負担する“それでも挑戦するのか、これが最終確認となりました。
「それでも受験する」と娘の意思は固く、2回目の受験に挑戦させることに決めました。本当にそうなったら本気で娘に返してもらうつもりで、私ももう一度腹をくくりました。
この頃、ほとんど子達は志望校に合格。卒業式を待つだけでした。スポーツ特待で遠方の高校進学が決まった子達も多かったです。
進路が決まってないのはA高やB高など、合格が容易ではない高校に挑戦していた数名のみ。
そして、この受験までの数週間が本当に怒濤の日々でした。
流行り病の脅威
受験前ということもあり、これでもかというほど気をつけてたのに家族がついに流行病に感染。娘は濃厚接触者で学校を休まなくてはならず、自宅待機期間は実家に避難させました。家族内感染をくいとめるべく、できる限り努力しましが、自宅待機明けてもすぐ誰かが感染、また自宅待機と繰り返すことになってしまいました。
一気に家庭内感染しなかったのはよかったのか、悪かったのか。
結果的には自宅待機が本当に長引きました。受験生の娘が感染しなかったのは唯一の救いでした。
そんな感じでもう本当に何が何だかの激動の中で、2回目の受験に挑みました。
これは本当に中学校の先生たちの暖かいサポートがあったからこそです。
娘は日頃からいろんな悩みを相談するほど、担任の先生を信頼していました。そのような先生に出会えたことは本当に奇跡とも言えます。
担任だけではなく先生方には本当によくしてもらい、感謝しかありません。
合格発表は卒業式の翌日。
卒業式のことも考えないといけないし、進学先は未定だしで落ち着かない日々でした。卒業式当日は皆がお祝いムードの中、「明日うちはどうなってしまうのか」不安でいっぱい。当日は同じ境遇の数少ない保護者の方と励まし合って別れました。
ここはあくまでスタートライン
合格発表当日、祈るようにサイトを更新しました。
娘の受験番号はそこに確かにありました。
本当に本当によく頑張った。家族みんなで何とか乗り越えたという気持ちです。
しかし喜びもつかの間、“本当に大変なのはこれから“と言うことを少しずつ思い知ることになります。
続きます。
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