2024年12月期第2四半期決算ポイント解説速報
こんにちは、セレスIR 担当です。
本日(8月8日)15時に2024年12月期第2四半期決算を発表いたしました。
2024年12月期第2四半期累計の決算は、全社では前年比増収・増益を達成しました。
モバイルサービス事業でも前年比増収・増益、フィナンシャルサービス事業は前年比増収・減益となりました。
モバイルサービス事業は、モッピーを中心とした「ポイント」、「D2C」、「DX」の3つで構成しています。
■ ポイントの業績
モッピーの2Qの売上は、季節要因のため1Qより下がる傾向があります。1Q比では若干減少したものの、前年比では増収となりました。
また、1Qに引き続き、AD.TRACKとの連携を強化し、モッピーの粗利率が26.9%と前年の2Qから4.1ポイント回復しました。
■ D2Cの業績
高機能インソール「ピットソール」はキッズ用やカラーバリエーションなどラインナップを拡充しました。また、サブスク商品の腸内環境改善サプリ「オイグルト」の販売が好調に推移しました。
「オイグルト」の販売が好調のため、広告宣伝費を前四半期比で2億円増加させたため、2Qの営業利益が前四半期比で約2億円減少しました。これは将来の利益を積み上げるための投資で、商品が売れているからこそのコスト増となります。
■ DXの業績
DX(ゆめみ)は、前年比では増収増益となりました。2Qは4月に新卒を採用するので研修費や稼働率低下により1Qよりも利益が小さくなります。
前年比では増収・増益で好調なのですが、ゆめみの2Q累計の売上高が21億円と、通期売上高予想の55億円に対する進捗が遅れています。右の図では、1Qと2Qの受注実績の水準が3Qと4Qにも実現できたら、55億円の達成が視野に入るのでは、ということを示しています。
フィナンシャルサービス事業は、マーキュリー、ラボル、投資育成事業で構成しています。ラボルと投資育成事業の売上と利益は開示をしておりません。
持分法適用会社ビットバンクの持分法投資損益は経常利益以下に寄与してきます。
■ マーキュリーの業績
マーキュリーは1Qからの暗号資産価格下落の影響で、2Qの営業収益が-2,100万円となりました。暗号資産評価損益が損失の場合、売上高がマイナスになることもあります。
マーキュリーの収益構造の基本につきましては以下の記事をご覧ください。
■ その他のフィナンシャルサービス事業
ラボルは売上・利益の数字の開示はしておりませんが、GMVが前年比約3倍と好調でした。
投資育成事業では2Qに投資先2社の営業投資有価証券で1億円の評価損を計上し、減益要因になりました。
今回は以上です!
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