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新年を干支から占う。

令和7年度、新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。「幸せの種」カンパニー付属催眠心理研究所の西村です。
 皆様のご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
 今日は、トランスパーソナル心理学的な内容をお話したいと思います。

干支は循環する大地の気の傾向を捉えたもの

 干支は古代中国人が、目に見えない大地の気を捉えて、その特徴を漢字一文字に落とし込んだものです。
 古代の人(日本人も含めて)は文明の利器を活用する現代人と違って、五感(加えて第六感)が冴えていたため、年によって大地の微妙な気に差があり、それなりの特徴があることに気付いたのです。
 干とは十干で、支は十二支のことで、その組み合わせは10×12÷2(重複を省くため)=60となります。
 その大地の気は60年ごとに循環し、自分が生まれた気を受けた年の干支に戻るのが還暦(60歳)です。

今年の干支は、乙巳(きのとみ)

 乙は、乙(おつ)と基本的に読みますが、もう一つの読み方として(きのと)と読みます。
 この乙という感じは、一を左右から押し込んだような、まっすぐと伸びようとしているものが伸びることができず、曲がりくねった状態になってしまった状態を指します。
 つまり、今年は経済や政治など全体的なものが伸び悩みが予想されます。
 逆に、巳は蛇を表し、これから伸びていく気を表します。
 伸び悩みの気と盛んに伸びる気が混ざっているので、企業は負け組と勝ち組がはっきりする。あるいは、株価などは乱高下するなど不安定になる可能性があります。

どのように一年を過ごすべきか。

 年運はあくまでも全体の傾向なので、個々人の運勢にどこまで影響があるかはわかりませんが、以下のことを心がけてもよいかもしれません。
心身の安定を心がけること
可能な限り現状維持を保つこと
今までしっかりと努力してきた、あるいは準備してきたものについては、伸びていく可能性はあるが、思い付きで始めるようなことは伸び悩み、うまくいかないことになりやすい

 改めまして、皆さまが、この一年を幸せに暮らせていけますように祈念しております。
 
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