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8050問題について考える。


記事を書くきっかけ

「幸せの種」カンパニー付属催眠心理研究所の西村です。
 
 ある知人と話していて、年寄りの話になって、8050問題の話題を振ったら、知人が「ああ、知ってる、知ってる。やっぱり歯は年取っても大事よね」と言うので、
「ちゃうちゃう。それは8020運動でしょ」と突っ込んでおきました。
 歯が50本もあったら、逆にそれは大変でしょ!

8050問題は、これからさらに深刻になる

 それはまぁ良いのですが、8050問題は、80歳の親が50歳になった障害のある子供を介護しなければいけないという問題と、50歳の子供が80歳の親を介護しないといけない人がかなり増えると言う問題を両方含んでいます。
 
 前者は障害を持つ子供が中年になって、老年の親がどのように支えるのか、心配で心を病んでしまう人もいます。

 後者の方も人事ではないですね。年を取れば取るほど、この問題は大きくなってきます。
 例えば、50代夫婦でともに両親が健在の場合、その両親がそれぞれ認知症などの病気を抱えていると、二人で年老いた4人の介護をしないといけなくなったりします。
 そうなると、かなりの負担になりますよね。

大事なのは、一人で抱えないこと

 独身でも両親が高齢で病気の場合、一人で抱えるのは無理です。
お祭りの神輿を考えてみましょう。
 重たい神輿を一人で抱えるのは無理ですよね。とにかく、行政などを頼ってください。親の病状が重たければ重たいほど、他者の助けを借りましょう。
 地域包括支援センターなどに相談に行くと、いろいろ知恵を貸してくれます。
 一人で抱え込むと、自分も親(子)も追い詰められてしまい、痛ましい事件や事故などが起きてしまいます。それを避けるためにも、ぜひ他者の助けを借りるようにしてください。

 


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