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当番はレベルアップ制度を~学期始めの技~

当番活動

 いろいろ思いつきます。黒板当番、窓当番、電気当番・・・。

 教室には様々な当番活動があります。多くの教室で子どもたちが役割分担をし行っているのではないでしょうか? 
 
 この当番どうやって決めているでしょうか?新学期が始まると黒板に当番活動が並び、子どもたちが立候補して決まっているでしょうか。教師が子どもたちを割り当て、その割り当てに従って行われているでしょうか?

見習いから始めた当番活動

 ある年の学級の当番活動はまず

 見習い宣言

から始まりました。

  • 電気見習いやります!!

  • 給食後片付け見習いやります!!

 このような子どもたちの発言から始まるのです。見習い期間は1週間。1週間仕事をやり続けるともれなく

 〇〇師

に任命されます。

  • 後片付け師

  • 電気師

こんな感じです。

続けることでさらなるレベルアップ

〇〇師になって一カ月続けると今度は

一段階レベルアップ(中級)

さらにさらに一カ月続けると

さらに一段階レベルアップ(上級)

となります。

 イラストと任命時期を記入し渡します。名札の後ろに入れさせます。レベルアップするにつれて、名札サイズの用紙を用紙したり、その子専用のスタンプを用意したり。

 このころになるとそれぞれの子どもたちは自分の当番活動に「誇り」のようなものを持ち始めています。自分の仕事を質的に向上し始めています。1学期だけでなく2学期も引き続き取り組んでいます。その仕事のプロフェッショナルになりつつあります。ある子は1年間同じ当番活動に取り組みました。もちろん自身の立候補からです。

私の思い  

 特別なことは何もありません。「続ける」それだけです。「続ける」ことができたらだれでもレベルアップすることができます。

 プロ意識というと大げさかもしれませんが、当番といえども自分がやる仕事をやりとげてほしいと思っています。そのための見習いから始まる当番活動です。

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