最初の算数科授業を考えてみました~新学期の技④ ~授業の形に
昨日は、上の図を紹介して終わりました。
教科書へのツイートが終わり、ゴールがある程度明確に。
そしたら授業に落していきます。
といってもまだ覚書程度。
2時間(授業2回分)くらいの内容をA3一枚にまとめました。
本当はそれを載せられればいいのですが、教科書の写真が貼りつけてあります。
著作権の関係でおそらくNG。概要を紹介したします。
授業の概要
授業のゴール
100の位への繰り上がりを図を用いて説明できる。
1.場面絵から思ったこと、考えた ことを発表する。
・見える物
・行動
・会話
・買いたい物
・「みんなだったら何と何をか う?」と聞いてみたい。
※組み合わせを網羅したい。3種類のお菓子があるので
AA BB CC AB AC BC
の6通りが出てくる(教科書ではお菓子が取り上げられています)。
・「先生お金無いから、ピッタリし かあげられないんだけど。」のような投
げかけをして、計算する必然性出したい。
2.買い方を計算しやすい順に並べ る。
・「一番計算しやすいと思うのはど れ?一番難しそうなのは?」 と問うて
はどうだろうか。
※おそらく簡単な順に
・54+38
・54+72
・38+72 になるだろう。
・簡単そうな理由、 難しそうな理由は問う。
・「先生はこれが難しいと思うんだけど。よし決めた!これにしよう」など
と言って子どもたちの「えー!」「違う!!」を持ってもいいかも。
★ちなみに、1で組み合わせを網羅したいと書いたのは、2で「一番〇〇はどれ?」と発問したいから。
子ども達が付けた順番で授業を行う、これはすなわち単元の流れを子どもたちが考えることに。
理由を出させることで、計算の見通しも持てます。
3.54+38 を計算する。
この計算は既習事項なので・・・
・「●秒で」とむちゃくちゃ短い時 間を提示するのも面白い。
・ 繰り上がりは図解させたい
※これが、⑩が10個で100の位に1繰り上がる の布石に。
※図や図の操作を
「続き言える人」
「どこが10個?」
「繰り上がりはどこ」
「〇〇君はどうしたいと思う?」
と問うことで多くの子が発表できる…かな。
4.54+72を計算する。
・「さっき難しいって言っていたか らみんなはできないでしょう。できない
ことにしよ!」
と挑発してみたい。
・おそらく
「出来る」
というので
「じゃあ、ちょっとノートにやってみて。」
と投げかけよう。
・「できた人はどうする」
とさりげなく投げかけて →終わった後の説明や図解へ意識を
・おそらくほとんどの子はできる だろう。ここからは大きく、3つの展開が
考えられそう。
①全員正解している→57の下 に12を詰めて書き、
「こうじゃないの?」
と言い張る。
→つまり、教師がエラーモデルを示し、その修正と言う形で展開。
②全員が正解している、
「どうし て1を+の下に書くの?」
と問う
→子供たちにそのように考えた根拠を問う形で展開。
③上手くいかなかった子の例を 取り上げ、続きを考えさせる。
→わからなさに共感し、一緒にやり方を積み重ねる形で展開。
・いずれにせよ、
⑩が12→⑩が10個が100に 変身(繰り上がる)
の部分は図解させたいな。
・きっと子ども達は「変身」という言葉を使うだろうから、 それを
「繰り上がり」
で押さえよう。
・今までの繰り上がりと似てい るとこを聞こう。
「さっきの(昨日になるかも)計算と似ているところはどこかな?」
※「10集まると位があがる」これは算数で大事な見方・考え方
5.練習問題をする
・「みんな出来たけど、きっとこ の問題しかできないよね?」
「いやできる」
という流れになると思うので、練習問題の最初の1問を一緒にやろう。
・その後残りの問題をやろう。
終わりに
昨日の教科書へのツイートを受け、授業の覚書にまとめたものです。
自分しか読まないので論理に飛躍があったり、言葉尻が合わなかったり。ですがそれでいいんです。
自分が授業するためのものですから(と言って自分の文章力のなさを棚に上げていますがが(笑))
授業の流れには関係ないですが
・スカイメニュークラウドのスタンプを使って図を描かせようかな・・・
とメモ書きしています。
2学期の私の重点の1つにICTの活用があるためです。
学期はじめにまとめたい「今学期の重点」については明日以降また書こうと思います。