
今日の花 サラセニア
虫といえば子供たちにとってのロマン。
私のように幼少期に虫をいじり倒した人間に聞けば「虫は友達」と答えるかもしれないし、青春を思い出すこともあるかもしれない。いや、たぶんない。
そんな虫を植物が喰う!?
植物が虫を食べるの!!?
マリオのドカンから出てくるアイツやん。
食虫植物を知った当時、子供心にどれだけ衝撃を受けたことか。
そんな子供の頃思い焦がれた食虫植物が大人になると簡単に手に入れることができるんですね。いい時代になったものです。

食虫植物のサラセニアは鉢物のイメージが強いかもしれませんが、切花としても出回ったりします。
切り花としてはよくわかんないタイミングで少しだけ出回るのですが、ちょっと高いです。
まぁロマンを買うと思って許してください。
鉢物としては初夏に他の食虫植物とともに出回り、キッズのハートを熱く揺さぶります。(私は今でも揺さぶられてます)

サラセニアの切花には出会うこと自体少ないので、あまり参考にならないかもしれませんが、花もちは普通。
ドライフラワーにしてもロマンを壊すことなく、妙な雰囲気を醸し出した一品になります。
原産地は北アメリカ。
更にレアですが、たま〜にサラセニアの花も市場に出ることがあります。
期待を裏切ることなき、妙ちくりんな花です。
ストレンジャーシングスのモンスターみたい。


ちなみにこのサラセニアだけを使ったアレンジメントの本を売っているのを見たことがあります。
どこをターゲットにしているのか不明ですが、そういう攻めた姿勢は大好きです。今度買ってみます。
興味ないと思いますが、科はサラセニア科です。