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恐怖の正体
吹っ切れると
怖いものがなくなる。
どーにでもなぁーれっていう感覚。
その後にやってくる、晴れた空を拝むような感覚。
今日、仕事が一区切りついたので、お疲れさん会を有志で行った。
挨拶だけ済ませて、仕事机に戻る。
静か。
仕事が捗る。
時折、窓の外で雪が舞っている。
お疲れさん会に出席した社員の方々は、元気に帰っていった。
律儀にも、みなさん「お疲れ様です」と一言を伝えに来てくれた。
ありがとう。
お菓子もくれてありがとう。
帰宅すると、一件のメールが入っている。
上司と同僚に連絡。
相手に気を遣うときに「隙」が生まれる。
そこに棲むのは「恐怖」という言葉が相応しい。
晴れた空を拝んだ私には、
振り返って気にするほどの気遣いとやさしさはもうない。
あとは天に任せますんで、そこんとこヨロシク。
そして私はステンドグラスのジェリーボックスを買うのだ。
UnsplashのJakub Pierożyńskiが撮影した写真