先送りできない性分。
上司の還暦祝いの飲み会という、化石的行事があり、「赤いパンツ」をテーマに還暦祝い持参という、さらにめんどくさいミッションの通達が来た。
やるべき仕事はもれなく残っている金曜日の午後。
にも関わらず、
「赤い?パンツ?」
と、考え始める。
アイデアとか企画のネタは無視出来ない性分。あと1週間以上あるのに、考え始めたらとまらない。
結局、会社に行く前に、カフェに立ち寄って、検索して、勢いでネット注文。
「よし、完了。」
勢いよくカフェを後にした時、すでに午後3時を過ぎていた。
しかも、金曜日…
「なんで、たっぷり時間のある土曜日まで先送りできないのだろう?」
前向きと後ろ向きの境界線が交錯してる自分に戸惑いながら、僕は慌てて職場へ戻った。✌️