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百名山の位置と登山記録を可視化

完成した地図

地図1:


百名山MAP(地図1)

地図2:


登山記録を可視化する地図(地図2)

どうやって地図を作る?

  • MapLibre GL JS(地図ライブラリ)

  • GPS情報付きの写真(スマホで撮影)

  • トラックデータ(10分おきの位置情報,ジオグラフィカというスマホアプリで記録&出力)

MapLibre GL JSというブラウザ上で機能するライブラリを選んだ理由を簡単にまとめます.候補は

  1. Python or Rなどで画像ファイルとして地図を作る

  2. 地図ライブラリを用いてブラウザ上で動く地図

  3. QGIS・ArcGISなどの位置情報を扱うソフトで動く地図

でした.多くの情報を載せて見にくくなることを避けて,情報の表示・非表示の切り替えの機能が望ましいため,1は除外しました.動的な地図をタブレット・スマホ等でも確認したかったため,3も除外しました.

地図ライブラリの使い方の習得

WEBアプリの開発は初体験です.ワクワク!上3つの本 or ホームページの
ソースコードの写経を行い,地図ライブラリの使い方を覚えました.だいたい3日間かけました.

オリジナルの地図を作成

写経したソースコードを組み合わせたりデータの中身を変えて,地図1と地図2を作りました.写経では知識のインプット,オリジナルの地図作成は知識を使いこなすせるようになる事を目指しました.

感想

はじめに地図の作成に関してです.今までは過去の登山を振り返るときは,写真を見返すしかありませんでした.写真だけだと写真を撮った瞬間しか思い出せませんが,地図をセットにすると写真のない期間の記憶がリアルに蘇ってきました.標高に加えてさまざまな情報を表示できれば,もっとリアルな登山の思い出を記録できるのではと期待しています.仙丈ケ岳の隣にある甲斐駒ヶ岳は花崗岩から構成されており,例えば地質データを重ねても面白いかもしれません.

次にプログラミングについてです.ブラウザ上で機能するプログラムの開発を行いました.右も左も分からない中,ソースコードの写経をするのは懐かしい感覚でした.卒業研究で必要だったC言語の習得を思い出します.私の場合,新しいことを覚えるには手を動かすことが重要ですね.写経は知識のダウンロード,オリジナルの地図作成は知識のインストールといった具合でしょうか.

データの出典

  1. 百名山・二百名山・三百名山 (https://100sen.cyber-ninja.jp/)

  2. 鉄道網:国土数値情報 (https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/)

  3. 高速道路:国土数値情報 (https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/)

  4. 写真とトラックデータ:2024年9月14日の仙丈ヶ岳登山

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