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木曾駒ケ岳(20240806)

8月6日(火)に木曽駒ヶ岳に登ってきました.駒ヶ根駅近くのホテルで前泊し,ロープウェー使用の日帰り登山でした.ライトな登山だったものの,コマクサ・ライチョウ・温泉を堪能できました.

高度-時間断面図・トラックデータ

木曽駒ヶ岳の標高は約2960 mです.標高2600 mの千畳敷駅まで,ロープウェーをに乗り,残りの約400 mを自分の足で登りました.


ロープウェー千畳敷駅到着

ロープウェーを降りると,さっそく千畳敷カールです.氷河によって削られたU字谷が特徴的です.今日は大気の状態が不安定なため,早めの撤収が呼びかけられていました.雷は怖いので,早速出発です.

千畳敷カール

高山植物の女王登場

高山植物の女王と呼ばれるコマクサに出会いました.ほとんど植物が分布していない高い高度で咲くため,目立ちますね.

コマクサ

木曽駒ヶ岳登頂

木曽駒ヶ岳山頂に到着です.朝と比べると,雲の量が増してきました.南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳,北アルプスの乗鞍岳,奥穂高・槍ヶ岳が確認できました.槍と奥穂高の間にある凸凹はジャンダルムが見えます.こんな遠くからも鋸の歯に似た地形が見えるなんて凄い!

木曽駒ヶ岳山頂

ライチョウと遭遇

駒ヶ岳山頂から北東にのびる尾根を伝っていきます.千畳敷~駒ヶ岳山頂の最短ルートをピストンする人がほとんどで,とても静かなルートでした.しばらく尾根を下っていると,登山道で数匹のライチョウに遭遇しました.小さい個体は,今年生まれたライチョウでしょうか.

ライチョウ

最後の急坂

馬飼ノ池から最後の急坂を登ります.見るからに傾斜が大きい...はじめの図の12時前後のピークです.200 m以上のアップダウンによって,体から悲鳴が...途中,川を横切ることがありました.水が冷たくて,とても気持ちいい!!この川は天竜川に流れていくそうです.

天候が悪化する前に千畳敷到着

ガスに覆われる時間が次第に増してきたものの,大きく天気が崩れる前に千畳敷に戻れました.菅ノ台バスタミナールで途中下車.温泉とご飯の時間です!明治亭のソースカツ丼を食べました.この地域はソースカツ丼がおいしいそうです.加えて,こまくさの湯に行きました.なるべくその日のうちに温泉に入ると,翌日以降の疲労の残り方が大きく違うと信じています.

明治亭のソースカツ丼

1日を振り返って

前日から午後から天気が悪化することが懸念点でした.実際,ソースカツ丼を食べている間に雨が降ってきました.また,飯田線は大雨による運休が生じたそうです.当たり前のことだけど,夏山は早出早着が基本であることを改めて痛感.

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