3回目の抗がん剤から10日目
10日経った。
前にも書いたのだが、気持ち悪くならないための秘訣を思いついた、
【何も食べなければいい】
食べないのは…って思われるかもしれないけど、なんとこれが功を奏して大成功だった。
実際には全く食べなかったわけではなく、食パンの真ん中(耳は食べず)と、リンゴジュースをすこーしだけ口にした。
やっぱりお腹もすいてしまったから。
2回目の時に思ったのだが、わたしはどうやら病院で使うアルコール綿(針刺す時に使うやつ)のにおいがダメらしい。
白○字のピンク色のやつ。
香料(ユーカリ油らしい)がどうしても気持ち悪いのを思い出してしまうようだ。
今回も病院でにおいをかいでしまい、それもあって食欲も落ちていたから少しだけパンを食べたのがよかったみたい。
抗がん剤後、3時間頃経った時に吐き気がやって来た。
今回はその時点ですぐに処方されてたドンペリドンを服用。
我慢をせずに【来たら飲む】を実行したら、そんなに苦しまずに済んだ。
しかも、食べ物へのトラウマになりそうな感じもなく、翌日から食事をとれた。
今回はなんでも食べれた。これは回復にものすごく助かる。
ただ…
長いこと咳が続いていた母が病院へ行き、肺がんの症状が出ているとの診断がされたのだ。
わたしの2回目の抗がん剤の時にはその状態で、3回目の前日に母は肺の内視鏡の生検を行った。
それがわたしの生検とは比べ物にならない程の後遺症で、2人揃って寝込む事態に…
父を肺がんで亡くしているので、母もまた父のように苦しむのでは?と悲しくもなった。
でもまだ正式に診断が下ったわけではないので、当時よりも医学は進歩しているので大丈夫だろうと思っていた。
まさか検査でこんなに苦しんで、寝込み、食事も取れなくなるとは思わなかった。
実際わたしよりもひどい状態で、自分より母のケアをしていたほど…
今回は【食べれる・動ける】なんだが、自分のこと、家のこと、母のケア、仕事を1人でこなさなくてはいけないのでかなりのストレスがのしかかっている。
ストレスが自分に悪影響を及ぼさないか不安でしかない。
ちなみに、3回目で新たに加わった副作用は、爪の変色と、なんとなくだが喉が詰まる感じがある。
喉の詰まりは、ここ2〜3日だから、もしかしたらストレスによるものなのかもしれない…