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自然の世界

”自然は善悪を区別しない、常に均衡を維持するだけだ”

人間とは違うと強調している言葉です。
この言葉は確か、スーパーナチュラルのシーズン的には
後半であった言葉だっとと記憶にはあります。

確か、ロブ・ベネディクト演じる冴えない小説家で、
名前はチャック・シャーリーと名乗っていたが、
実は神が憑依したものだったと後半ぎみなシーズンで
暴露された。

この言葉はそのチャックと、確か主人公の兄弟の兄である
ジェンセン・アクレスが演じる、
ディーン・ウィンチェスターとの会話だったと記憶には
ある。

スーパーナチュラでのこのシーンの前後のストーリーは、
うる覚えで申し訳ないが、恐らくあっているはずです。

神には妹がいる設定で、その神の妹の封印を不本意ながら
解いてしまったのがディーンだった。
神は妹を封印した設定になっていて、その理由は、
妹は破壊を望むものであったから封印したと神は言った。

確かに破壊的な衝動にかられるが、
ディーンだけは特別だった。途方もない程長い年月の末に
封印を解いてくれたディーンに対して、
愛に近い感情を持っていた。
ディーンのほうもその誘惑に勝てずに苦しんでいた。

その時、神なら何とかしろのような言葉を、
神であるチャックにそう告げると、自分よりも強いから
無理だと神は言った。ディーンとしては封印出来たのなら
また封印すればいいと言ったが、この会話の前に、
神は多くのエネルギーを消費してしまい、自分では
もうどうする事も出来ないと言った。

その時、大きな湖か海沿いで二人は歩きながら、
神が言った言葉がこれだ。

”自然は善悪を区別しない、常に均衡を維持するだけだ”

だからこそ美しいと神は言った。
悪意があって物事が起こるのではなく、
あくまでも自然界の摂理として消滅したり、
生まれたりする現象に対して、この言葉を述べた。

このセリフに連動するような言葉も実体験から
我々の世界で生まれた人もいた。

ヘレン・ケラーの言葉にもこうある。

 ”安全とは迷信のようなもの、
   自然界には存在せず
      誰ひとり経験することはない”

自らも視力と聴力を失った彼女の言葉だからこそ
真実だと言えるだろう。

人間は理由をつけて無理をするから均衡を自ら崩しくが、
自然に善悪がないのは均衡を保つためだからこそ均衡は
崩れない。

この地球という生命体を一番傷つけているのは、
我々人間であり、いつ何かが起きても不思議では無いと
分かってはいるが、人間は実際に体験しないとそれに
対しての重要さや評価は下せない。

まずは街や人々が住む平地の島が沈んだら、
重い腰を上げる事になるだろう。

しかし、世界では色々な意見がある。
それは全てに通じているものだ。

意外と勘違いしている人が多いのが
良い国と悪い国があると思っている人です。

国が違えば法律も違う、生きている人間の
思想もそれぞれあり、食文化から国民性、
あらゆる事が国によって違うのです。

我々、日本人も捕鯨に関しては世界的には
よくは思っていない人の方が多いのが現実
ではありますが、世界から否定されたからと
言って、捕鯨を止めるかとなると話は変わります。

戦争に関しても同様で、世界的な事ではありますが、
日本人が参戦しない限り、口先だけで戦争反対と
言っても無理があります。

私は広島で育ちました。原爆資料館には何度も
行った事はありますが、あの原爆を落としたからこそ、
それ以後、核兵器などを減らして行く事に繋がりました。

このように体験して人間は初めて学ぶ生き物です。
アメリカは戦争に勝ちましたが、アメリカから伝令を
受けたマッカーサーは、日本の天皇を殺したら大変な事に
なると言って、アメリカ政府に力説して伝えました。

それにより、天皇陛下たちは殺されずに済んだのだと、
父は言っていました。当時の我が一族は白を黒に出来る
ほどであった事から、総理大臣なども来ていましたし、
一族の中には天皇陛下のお祝い事にお呼ばれしていた
ので、話は確かなものだと思います。

世界に善悪は当然ありますが、国や民族に関しては
それぞれが信じる道があり、その数は国の数よりも
圧倒的に多く存在しているのが現実です。

人々の思想を一つにする事が、仮に成ったとしたら
世界は滅亡したような世界に変わります。
誰もが何も言わない世界が誕生してしまうとは、
戦争反対を訴える人々は理解していないのだと
思います。

ロシアの弱体化も、実際の所はあまり良くない事でも
あります。どこかの国、今で言えばアメリカに
なりますが、圧倒的な権力を一国が握ると、ある種の
独裁国家のようなものが誕生してしまいます。

誰もが逆らわない世界に於いては、今、現在のように、
自由な発言なども出来なくなるでしょう。

月と太陽、陰と陽のように、対立する2つがあるからこそ
世界平和は守られていると言っても過言ではありません。

父は戦争が起きた頃は、まだ若かったので従軍する事は
ありませんでしたが、東京の多摩川よりも広い川が死体で
流れが止まったと言っていました。

│蟯虫《ぎょうちゅう》検査も今でもしているのかは
知りませんが、父が小学生、中学生の頃は、
突然、苦しみだして、喉が下から膨れ上がっていき、
男性の拳くらいある虫を吐く生徒はよく見たと
言っていました。

当時は食糧難から虫を食べる人も多くいて、
寄生虫が生きたままの状態で食べてしまい、
体内でどんどん成長していき、胃がパンパンになって、
吐く生徒は多く見たと言っていました。

その後、父は医者になり、その当時の様子を
たまに食事しながら話すのを聞いていました。

私は直接、話を聞いても理解にまでは達せずに
いました。やはり体験や自分の眼で見ない事には
なかなか信じ難い話は幾つもありました。

仮にロシアが弱体化して、戦争不可能な状況まで
いった場合、中国と北朝鮮がどう動くかで、今度は
真剣に日本は自国の事を考えなければなりません。

アメリカでも全てを守る事は出来ません。
当然、爆弾の雨が降り注ぐ事にもなります。

我々、日本人は他人事のようにロシアを見ていますが、
状況がひとたび変われば、我々が危険になる可能性も
充分にあります。

戦争反対と訴える人たちはいますが、ではそうならない
ようにする為に、国の資金で完全に民間人に委託した
会社を作り、新たに国の不祥事等の捜査する機関を
作るので寄付を募った場合、果たしてどれくらいの
寄付金が集まるでしょう?

今も国の管理下でそういった機関はありますが、
実際、日々のニュースでセクハラや使い込み等が
増しているのでは無くて、一部がバレ始めました。

今後、更に物価上昇や軽、重犯罪は増していきます。
来年は今年よりも悪くなり、再来年は更に悪くなる
事は止められない所まできてしまいました。

”安全とは迷信のようなもの、
   自然界には存在せず
      誰ひとり経験することはない”

この話になるとヘレン・ケラーの言葉は
耳に入りやすいと思います。

”自然は善悪を区別しない、常に均衡を維持するだけだ”

現実的なこの二つの言葉は、体験から得た言葉である
からこそ現実として存在します。

戦争は我々には今の所、特に問題は起こらないと
思いますが、軽、重犯罪は確実に増えるでしょう。

他人事では無くなってからでは手遅れになり、
少子化問題と同じく後回しになれば、日本という
国はある意味では、日本人で成り立つ国になる
可能性も充分にあります。

今、現時点でそこだけは確かな事です。

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