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レフ・トルストイ

“過去も未来も存在せず、
あるのは現在と言う瞬間だけだ”


ロシア帝国時代の思想家、小説家、
そして非暴力主義者でもあった
トルストイの言葉だ。

偉人の言葉には必ず、意味が含まれて
います。
単刀直入に言う人も中にはいますが、
そういう事が大抵の場合、知ってはいるが、
実現することが困難な言葉が多いです。

トルストイのこの言葉も表面上は、
誰でも知っている事ではありますが、
この言葉の意味が含まれた現実に直面した
時に、この言葉を知っていても、
頭にこの言葉が浮かぶ事は少ないと
思います。

そういう言葉は現実的にとても大切な
言葉が多くあります。

そして万人に向けての言葉が多いのも
特徴の一つになります。

ですので、誰にでも必要な言葉になる
ということになります。

言葉を後世へ伝えようとした人々は、
誰もが苦難な道を辿ってきました。

なので、言葉を理解する上で、その人物
たちを知る必要性はそれほど大事では
ありません。

大抵の人は命懸けで残した言葉で
あるからです。

“過去も未来も存在せず、
あるのは現在と言う瞬間だけだ”

瞬間、瞬間の連続で現在進行形で
今、現在も世界は進んでいます。

トルストイはこの瞬間の連続する
現実世界にこそ、我々は生きている
ということを言っています。

それは人生で一番大切な時であるのは
今、この一瞬の時でさえ大事であると
説いています。

こうしてトルストイの言葉を解く事により、
どういう世界で生きてきたかも理解できます。

一瞬であってもそれは時間として見る大切さや、
一瞬の連続で人生は決まるものであるため、
一瞬であってもその一瞬にこそ人生があると
トルストイは言っています。

トルストイに関してだけでは無いですが、
私は知識の一環として概要的にはトルストイ
の事も知っています。

私は人生の岐路に注目して、その人物たちが
その帰路で何があり、どう感じたか、そして
それからどういう思想になっていったか等程度は
知ってはいますが、それは現代でも誰にでも、
必ず起こる事なので、生き様と死に様で大抵の事
は分かります。

立派な意思を持っていて、立派な人物であっても
厳しい現実に人生を諦めた人等も大勢います。

そういう人は大きな岐路で選択を迫られて、
仕方なく受け入れただけであって、本心は違います
が、結果的にはそう記されます。

何事も経験なくして口を出す事はできません。
その人の気持ちや、どうすればいいか等は体験無くして
理解はできませんし、考えも及ばない所が多くある
からです。

人の人生ですし、人生は自分の選択によって、
良くも悪くもなります。名声惜しさに、堕落した
人も少なくありません。

何を大切にして生きるかで、人は変わる事はできますが、
それだけではない部分は、経験しなければ理解は
できません。

私は絶対的に間違いであれば、友人たちや年上でも口を
出します。年上を叱るのは正直一番辛いです。
しかし、誰かが注意しないと人は変われません。

人間とは実に難解な生き物だと、それだけは変わる事は
ありません。

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