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10分40秒から見えることは、世界も見えてくる。

久しぶりに時間が空いたので、
買った映画もたまっているのです。
ヴィン・ウィックの最新、
ミッションインポッシブルの新作2作品、
トランスフォーマー・ビースト覚醒は
手つかずですが、今回はAmazonプライムから
2021年の「レイジング・ファイア」を最初から
6分44秒までの感想を書きたいと思います。

この作品に出ている主人公は、ジェット・リー
が老人病により、俳優としては早期に引退をして、
映画界には貢献する形で、裏方として今後は活躍します。

こちらの主人公も色々な映画に出ており、
ウェズリー・スナイプスのヴァンパイアアクション映画で
ある「ブレイド2」にも出演していましたが、
ドニ―・ウェンが今は香港映画のアクション界のトップと
言えるでしょう。

やはり、ジェット・リーの病気も重なり、彼とも共演をした
2002年の「HERO」での二人の戦いは実に見事なアクションで
印象付いた人も多いと思います。

「ブレイド2」ではヴァンパイアの内紛により、
本来はブレイド(ウェズリー・スナイプス)を倒す為に
作られたチームの一員として出演しましたが、
中国では英語も習っているので、本来は話す事が可能な
はずなのですが、一切話さない刀使いとして登場しましたが、
あまり目立つ程は出ておらず、仲間に喰われて殺された
形で「ブレイド2」ではしゃべらない役だったか、
もしくは英語が話せなかったかになりますが、
寡黙なキャラであったのだろうと思います。

「レイジング・ファイア」をまず最初は飛ばしたので、
実質はおそらく3分もないくらいだと思いますが、
それでもこうして書けるほど、
色々と中国の事が分かりました。

この映画のように現代を舞台とした洋画や香港映画等は、
実にリアルな物事を見ることができます。
私としては、一番その国を知る時などには、
こういった現代を舞台とした映画や海外ドラマを見る
ようにしてます。

今回は刑事役としてドニー・ウェンが主役での作品と
なってます。
下積みと言う訳では無いのですが、彼のアクションは
ジェット・リーが活躍していた同時期でも注目していた
俳優でした。

他にもいましたが、惜しい感じで主役になった映画も
ありましたが、伸びなかったのですが、多くの映画には
出演している香港系米国人なのかな?
マーク・ダガスコスも、ジェット・リーと共演しました。
「ブラック・ダイヤモンド」ではライバル役として登場して
やはりいいアクションを披露していました。

他でも「ジョン・ウィック3」では、最後の戦いの相手として
登場しました。彼らのように見事なアクションが出来る人は
全体の俳優からすれば僅かですので、やはり色々な映画に
出ている場合が多く見られます。

それでは今回の「レイジング・ファイア」では
彼は結婚していて、奥さんは妊娠していました。
朝のシーンで調子がちょっと悪い奥さんに仕事を
休むよう言いましたが、そんな感じで普通でした。

しかし、彼が仕事に出かける時、キスシーンがありました。
香港映画系をよく見ている人ならお分かりでしょうが、
基本的に香港映画では男女の絡み(エロス)的なシーンは
無いのが基本でした。

話の中にはあっても映像として出すことは無いのが、
一般的なものでしたが、キスシーンといっても
普通の朝のキスでしたが、このシーンを見た時に、
中国という国の国家体制は変わらないものの、
国民やそういった世界にようやく変化が起きたのだと
思いました。

長い間、色々な香港映画は見てきましたが、
本当にキスシーンですら滅多に無いものだったのが、
キスをしそうな雰囲気は出てましたが、
まさかするとは正直驚きました。

最近、北朝鮮のエリート君が、中国に行って、
今までは本当かどうか分からない北朝鮮の内情が
明らかになった事にも驚きましたが、
それに匹敵するくらい、キスシーンには驚きました。

触れてしまったので、北朝鮮のエリート君の話を
少し話しておきます。

御存じの方も多いとは思いますが、一応触れておきます。

彼は北朝鮮では一族がエリート組であった事から、
中国へ行く許可が出ました。
この事だけでも、相当な高官が身内にいる事が
分かりますが、恐らく、父親の金正日(キム・ジョンイル)
であればエリートであっても国外に出す事は無かったと
思います。

このエリート君を介して多くの事が明るみに出ました。

まず彼は中国に行った際、中国もかなりネットには日本も
同じく規制を敷いていますが、その狭い情報の範囲でも
北朝鮮は世界からよく思われてない以上に、世界から
叩かれている現実を知りました。

この時、エリート君は心の底から驚いて、北朝鮮は
世界でも先進国で世界のリーダーのように本当に思って
いました。

人気者であるはずが全ては嘘である事を知れば、
それは大衝撃だったと思われます。
実際、それを受け入れる事が出来たのは、
名ばかりなエリート君では無かったとも言えます。

現実の世界で、以前も話しましたが、個人個人には、
許容範囲があります。
彼はその情報を嘘だとは思わず、
勿論その後も色々と調べた結果、
その有り得ない事実を受け入れるこが
出来たことに関しては、柔軟な頭であり、
現実的な賢さがあると言えます。

大抵の人の場合は、受け止めきれないか、
もしくは、中国が嘘をついていると考えるでしょう。

しかし、現実は真逆だという事を知って、親に電話を
かけました。真実を話す為と言うよりは、大パニックを
起こしたほどの衝撃だったと思われます。

日本が実はロシア側であった以上の衝撃な事実を知った
彼は親に電話を一度はかけましたが、
その後、両親は囚われたのであろうと思われます。

最初の電話のあとから連絡が不通になったので、
すぐに押さえたので、エリート君はもう帰れない
でしょう。帰れば間違いなく殺されるか、
親を人質に取られて、命令を聞くしかなくなるので、
それは北朝鮮にとってリスクでもあるので、
難しい問題になりました。

やはり父親よりは劣る所が、こういった事から
見えてきます。

実際、例えば彼が中国からアメリカに亡命する可能性
も無い訳では無い事を知ったので、まあちょっと
独裁国を治めるには詰めがかなり甘いと言えます。

そういうことが少し前にあって、
そしてこの映画を見た時に、国民の意識の変化が、
増してきているのに対して、やはりネットが普及
してない頃と比べると、ネットにより国としての
やり方が昔の方法では通用しない事が見えてきました。

現代を軸とした映画では、今のその国の事が色々と
分かってくるのは、他の何よりも映画が一番多くを
語ってくれます。

今、中国は深刻な少子高齢化社会の向かい風が
来ているので、一人っ子政策を廃止したり、
その他でも色々と力を入れています。

この映画は刑事もののアクション映画では
ありますが、冒頭ではまず結婚していて幸せな
シーンから始まります。
妊娠もしていて、それに対して会話も少しあり、
キスシーン等を入れる事により、国民の意識の
変化を植え込むように、ドニー・ウェンは映画では
昔からよくある一匹狼タイプで、仕事は出来るが、
手順を省くタイプの刑事役を演じています。

そして、ここでも子供が出来た時のプレゼントと
いうかお下がりを同僚から受け取ります。

以前、世界中で起きた少子化問題の時も、
アメリカ等は映画やドラマにも国民に対して、
結婚の素晴らしさや子供の可愛さや、愛の良さを
前面に出しながら、フランスとかでも妊娠中でも、
給料の8割を出したりして、何とか乗り切りました。

この時、日本だけが、ほとんど意味の無い子供手当
をしましたが、当然、それでは無意味であり、
心から愛の素晴らしさを浸透させる事が、
まずは第一関門と言えます。

人の心を制御はできないので、多角的に結婚や愛、
子供等の素晴らしさを、本当に心に種を植えるように
していかなければ、問題は回避できない事に日本は
気づいていないので、世界では中国の次に危険である
のが現実問題となって、今、温暖化がもう肌で感じれる
ほどまでになっているように、地方では恐ろしい
悪夢のような現実が現実となっています。

以前書いたように、無人島と化した島々は海外の会社が
買い取り、そこにリゾート開発をして、近未来的な家を
建てて既に売りに出されています。

ちなみに、地方の無人島とは言え、以前は人が住んでいた
島々はまだまだ多くあります。土地の値段も驚くほど安い
ので、海外からすれば、安い買い物でしかありません。

問題となるのは、やはり買い物になりますが、
貯蓄タイプにしていると思われます。

橋を架けてしまったので、以前は船が出てましたが、
それほど大きくない島々はヘリで行くしか道はありません。

中国は実際に力を入れていますが、これも以前から言って
ますが、今から始めたとしても実るには約20年はかかります。
種を植えることに成功をしてから、
約20年後にようやく子供が成長して、国の力になります。

国は国民によって成り立つので、この問題は人の心の問題が
一番の難しい問題となるので、そこに焦点を絞っていかない
と、どうすることも出来ません。

そして今や、東京での私の後輩たちや、地元の人たちも、
明らかに子供の数が減ってきている事に不安を覚えています。

既に諦めてしまっている人たちもいます。
以前に諸外国はこれを深刻な問題と受け止めたので、
回避することが出来ましたが、今の日本はホストの問題から
派生して、売りが流行っています。

もう時効なので言えますが、以前、後輩の一人が、
ブラックな会社で働いていた時、出会い系の仕事を
してました。

要するに女性を偽って、ポイント制での会話等をして
お金だけを騙し取る仕事をしてました。

だいたい月に数千万の売り上げが出ていて、
ブラックと言えど、安月給だったので会社自体が
無くなったと話していましたが、安月給と言っても、
普通のサラリーマンとは違いますので、
数百万は月にもらっていたと言っていました。

私は最近、ちょっと今はどうやってお金を絞り取って
いるのか調べてみました。
今、一番多いのは、携帯のまとめて払いを使っていて、
少しずつ搾り取るやり方は同じです。

お金はかからないは嘘だと後輩も言っていました。
携帯をつついて騙してお金を取っていましたが、
会社が潰れてしまい、今は普通の所で働いています。

他にもよくあるコンビニ等のATM系もまだ存在します。
試しに少し付き合ってみましたが、
ATMのほうは、台湾人が多く見られます。

まとめて払いのほうは、やはり日本の知識が無いので
海外の人では無く、日本人の若い年齢層だと
分かりました。

少し挑発するとすぐに乗ってきていたので、
その間にスクショを取って、
第三機関に通報しときました。

最初は弁護士にと思ったのですが、
まとめて払いでの支払い確定のスクショを
送って欲しいと言われて送りましたが、
その後で、私は元々使わないので、
引き出せる金額を100円にして回避しました。

1100円を要望してきます。
おそらく何かがあるのだと思われます。

最初に1100円で誰も使っていなさそうなサイトに
登録させられます。
色々な支払方法は書いてはありますが、
携帯でのまとめて払いに最終的にはなります。

そしてその後、4つの有料サイトに登録するよう
言ってきます。こちらも全て1100円であり、
私はそれらのURLを全て第三機関に送りました。

流れ的には、最初は旧Twitterを利用して、
そこからLINEに行き、LINEでの取引になります。

しかし、Twitterには多くのアカウントを持って
いるのですが、基本的にLINEの同じ人物に
繋がるように設定しています。

私が接触した所は、ママ活を押していて、
LINEで「まり♡」この人物が一応指示役のようですが、
頭は悪く、会話から22歳以下くらいだと思いました。

こちらの方はLINEに報告は入れました。
他にも多くいますので、最早、荒し場のような
感じに見えました。

こういった奴等も後輩にも言いましたが、
社会のゴミなので、燃やした方がいいです。

しかも、この「まり♡」は結婚していて嫁もいます。
子供もこういった親の教育で育つのかと思うと、
そりゃあ使えない年齢だけ大人な子供が増えるのも
仕方ないと思いました。

日本の未来は暗いと正直思いました。
出会いを求めるとしても、最初はTwitterからが
今は主流なようです。

TwitterからLINEに移行して、本当に出会いを求めて
いる人は、台湾人が多いです。

実際に本人の動画も、エロスでは無く普通の事を
言ってきてくれる人も少数ではありますが、
確かに存在します。

日本人の方は、騙しと見られたい人が多いようです。
台湾人は母国語、英語、日本語は話せますが、
やはり一番苦手なのは日本語で、練習したいから
話したいと言われ話したこともあります。

健全な人は少数ですが、いることはいます。
その辺りの事も聞いてみたのですが、
近年では無く、元はもっと以前に台湾との結婚が
流行ったようで、女性は台湾人で、離婚している
方がやはり多くいましたが、×1にしては若くて
綺麗な人もいました。

文章になると少し変な言葉になったりしますが、
恐らくは変換機能が一部機能していないものだと
思いました。

何故か男が話すような口調のチャットになったり
する事がたまにありましたので、LINEの運営の方の
問題になるかと思いました。

しかし、台湾人の売りのほうは格安ですので、
おそらく多くの日本人が利用しているものだと
思いました。

基本的には世田谷区成城の区役所から一番近い
セブンイレブンを待ち合わせ場所に指定してきます。

しかし、グループ制でやってる人と、個人でやってる
人が複数いました。

サービスに関してはオールOKで、確か、
2時間1万円、4時間2万円、6時間3万円で、ホテル代は
自分のマンションがあるから無しと書かれていました。

この時点で背景には仕切り役がいる事がわかります。
いきなり自宅を教えるような真似は、本来では
危険すぎるので、一応、バックがいるかどうか
尋ねましたが、いないとは言っていましたが、
間違いなくいます。

ただ、問題となっていれば、通報されるので、
バックはいますが、値段は上記の通りだと思われます。

今や世界中が不況ですので、台湾人に関しては、
売りと本当の出会いを求めている人がいます。

日本人とは全く違った感じになります。
日本の場合は悪質で、基本は騙し取る方法で、
やり方も複数あり、コンビニ等に行かせるやり方も
少し変えていました。

最初はYouTubeを利用した動画を見て送る裏方作業で
収入が入ると言ってきます。
そして実際、言われた通りするとまずは2050円、
LINEのアプリを使ったもので実際にお金も引き出せます。

しかし、その後、暫くは同じようなやり方で収入を
少しは得ることができますが、誘導される形で、
先に餌を撒いて回収する方法をとっています。

こちらは台湾人と日本人のどちらもがいると思いました。
ただ余りにも極端で、出会い目的とTwitterに
書かれてはいますが、LINEに行くと、いきなり、
目的は女性かバイトかと聞かれます。

女性だと言えば、日本人の場合だとママ活と呼ばれるサイト
に行かされる形になり、先ほど話したように搾り取りにきます。

台湾人の場合では、女性を買う意味になります。

バイトに関しては、日本人だと思いました。
あまりにも定型文ばかりで、流れ作業のように、
言われたことをそのままする感じでした。

大きく話がそれたので、タイトルは変えておきます。
まあ関わらないのが一番だと言う事をお伝えしたかったので、
私は潰し屋として、ああいったクズを処理していこうと
思いました。

ただ、まあ、そこまで荒れているのは、正直驚きました。

日本政府もちょっともう少子高齢化社会の現実を受け止めて
いかないと、種まきもしてないですし、更に言えば種まきにも
時間がかかります。

人の思想を変えるには色々な方法が、世界では使われていますが、
日本の場合、テレビをもう見てない人も多くいますし、
色々なところに分散しているので、主軸となるようなものが、
仮にあったとしても、思想を変えるにはサブリミナルのような
ものが必要な程までに、日本人は結婚に対して消極的になっていて、
結婚はしても子供は作らない所もあります。

それは日本政府のブレが問題となってきているので、
政府として国民に支持を受けるほど明確で適切な国のかじ取りを
しなければ、結婚はしても安心して子供を産むことは避けると
思われます。

実際、結婚はしてはいるけど、子供は作らないと言っていた人を
何人も見て来たので、将来への不安も払拭しなければいけないですし、
問題は多いので、まともな政府になる事を国民が深刻な問題だと
本当に捉えない限り、この問題に手をつける事は出来ないでしょう。

最近は介護士の給料が上がっていて、人数不足ではありますが、
介護士に支払うお金は国もバックアップの元になるので、
正にギリシャ状態になるのではないかと思います。

自分で自分の国を食べてしまったギリシャはEU加盟国であったから
助かりました。しかし、日本がそうなった場合、当然、ギリシャの
ように舵取りに関して、国を崩壊に導いた政府に主導権を握らせる
訳は無いので、アメリカも大変な時機ですし、ギリシャの時も再建
する法案を出すに当たり、EU加盟国の指導の元、再建したので、
再びアメリカが日本の主導権を握った場合、まず自衛隊を軍隊に
する可能性も充分にあります。

その見返りとしてお金を支払ってもらえるでしょうが、
この今の日本はかなり危機的状況であるのです。

実戦経験は無い自衛隊が一体どこまで役立つのかは、
正直言って厳しいの一言に尽きません。

今の日本は国内での問題だけでなく、輸入大国であるので
国外での問題も抱えていて、今は政府がパニックを避ける
為に、ガソリン代や電気代の補助金を出しているので、
目には見えませんが、いつまでも出し続けるだけのお金は
日本にはありません。

ある事はあるのですが、国内での話し合いの結果、
それは未定のまま浮いた話のままです。

何かをすれば何かが起こるのは当然のことなので、
リスクはあっても、今はもうラストチャンスな所まで
来ている気がしてなりません。

一度アップしたが、続けて10分40秒まで見てみた。
私にとっては気にとめない話であるほど、よくある
話であったが、それを伝えたくて戻った。

ドニー・ウェンが扮する役は余りにも私にいていた。
彼は友人に事件をもみ消す為に、偽って呼び出した。

招かれざる客が行った席には、警察関係の重鎮や
金持ちでもあり権力者でもある者たちがいた。

彼は多くの難事件を解決してきたが、
足りないものがあると言われた。
それは「チャンス」だとその相手に言われた。

私も父が生前、私に言っていた。

「その気があればお前は何でもできるのに、
何故しないのかが理解できん」

そう言われたが、お前には分からないだろうと
心の中では思っていた。

出来るからと言ってやっていい事もあれば、
当然悪い事もある。

父の言うように確かに、何にでもなれた。
しかし、その為には魂を売らなければならない
事も知っていた。

映画の中で、ドニー・ウェンはトイレで友人に、
「私がどんな奴か知ってるだろ!」
と、怒鳴りつけていた。

相手が言ってきたのは、金持ちの息子が警官と
喧嘩して怪我を負わせた事件を彼が担当していた
事をもみ消す為に、呼ばれている事を知った。

彼は再び席に戻ると、一杯の茶を口に含んだ後、
「いいお茶だ。幾らするんだ?」
と店の人間に尋ねた。

彼は値段を聞いて、最初に席についた時に一口、
そして戻ってから一口、合計二口で、
「200ドルあれば足りるだろ?」

そう言ってお金をテーブルに置くと、店を後にした。

大抵の人は出世のために魂を売る人が多いのは
知っている。
実際、祖父の頃には金と権力で、
何もかもが自由だった。

うちの父と、二人の妹と二人の弟は魂を売った。
祖父も同じくそうしてきた。

私は中学生の時に、私で終わらせようと思っていた。
権力とお金で思い通りの、誰かがどこかで泣いている
ような真似はしたくないと強く思った。

だから、私の味方をしてくれる人がいても頼らず、
孤独に一人で一族と戦った。
負けて精神が崩壊したが、命も勿論懸けていたから
苦悩と苦痛に私は支配されたが、自分の魂だけは
売らなかった。

私は知っている。
昔の人生の時からだが、私は二度、自分に負けた。
その時、思った事があった。

「次に負ければ、一生、俺は負けるだろう」

その思いは強く、それ以後、一度も自分には負けずに
生きて来た。

今では負けることなど考える事は無くなった。
どうするべきかは自分に問うが、楽な道は決して
選ばないで生きて来た。

だから、映画の世界であっても、私にとっては普通の事
ではあるが、ドニー・ウェンは役を演じたが、
役に入るにはなりきる必要がある。

だから、あのシーンのドニー・ウェンの気持ちを
一番理解できるのは私であろうと思う。

私は既に気持ちは固まっているので、そう言った場面を
見たからといって、勇気を貰うことすらなくなった。

ただ、思うのは、出来るからと言ってやってきた
人たちは、金はあったが、心の弱い人間たちであった
だろうと思っている。

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