車中生活13日目 ~意外と慣れてきた不便さと満喫の一日~
2024年11月13日、車中生活もついに13日目を迎えました。今日は運よく仕事がお休み。普段、移動や仕事でほとんど車の外にいるので、今日は1日車の中で過ごすことに。何をするでもなく、ただゆったりと「家」の中で過ごしているだけなのに、新鮮な気持ちが湧き上がってくるのが面白い。こんな生活の中で、小さな喜びや気付きがポンポン出てきます。自分でも「車生活にここまで慣れるなんて」と驚く反面、不便さに直面する瞬間ももちろんあり、ハラハラしながらも妙に充実している毎日です。
「不便」を「日常」に変えるまで
普通の部屋で暮らしていると、まず間違いなく「広さ」を意識することはありませんよね?でも車で暮らし始めてからは、「ああ、あと少しスペースがあれば…!」と何度思ったことか。それに、普段の生活なら一度に片付くことが、この狭い空間だと二度手間、三度手間になることもあります。
「不便」と一言で言ってしまえばそうだけど、その不便に段々と慣れ、逆にそれをどう乗り越えるかを考えるようになっている自分がいます。不便であっても、そこに柔軟に対応していく自分の成長を感じられるのは、ちょっと嬉しい。人は本当に慣れる生き物だなあとしみじみ感じているところです。
車中生活の楽しさ
今日は特に予定もなく、「車でできることは何かないかな?」と考えていました。窓から差し込む柔らかい光を感じながら、昼下がりにタブレットで映画を観たり、天井のランプをつけて夜にぼんやり本を読んでみたり…。これもまた、意外と「アリ」だな、なんて思ってしまいました。
例えばキャンプでの夜を思い出してみてください。焚火のそばで星空を眺めながら、シンプルなひとときを過ごす感覚。それが日常になるなんて、以前の生活では考えもしなかったけれど、車中生活では「日常のちょっとした冒険」として楽しめる瞬間がいっぱいあるんです。気づけばその不便ささえも、楽しみに変えている自分がいて、心から満喫しているのを感じます。
家という空間に対する意識の変化
「家」というと普通は安心や快適さをイメージしますが、車中生活での「家」とはまた違う意味を持つようになってきました。もちろん、エアコンをつければ温度管理はできるけど、スペースが限られているからこそ、どこに何を置くか、どうしたらもっと快適にできるかを工夫している毎日。小さなことだけど、その積み重ねが自分の心の拠り所になっているのを実感しています。
変化を楽しみながら
そんなこんなで、今日は特に何もなかった1日だけど、じっくりと自分の「空間」に目を向ける時間になりました。車中生活というと、周りの人は「大変じゃない?」とか「不便だね」と言いますが、自分にとっては挑戦であり、新しい「日常」として楽しめています。明日もまた新しい発見が待っているかもしれません。
読んでいただき、ありがとうございました。