みくのしんさんの本を買いに、コミティアに行きました。(書き直し)
先日、コミティアに行った記録を載せた。しかし、内容があまりに欲まみれの不純物つきまといであった様に感じ、それがずっと気になっていた。
恥ずかしい。
だから、なるべく本当だけで、もう一度書きたい。
朝9時半。
新幹線で東京駅に着いた。
まずは、秋葉原へ向かった。
秋葉原ですることが何もないと書いたが、嘘です。全然ガンダムとか好きなのでプラモデルを見て楽しんでいました。秋葉原でする事がないと言うことが、何かカッコいいものだと思っていたようだ。恥ずかしい。ボードゲームも好きなので、地元ではなかなか見かけることのできない珍しいボードゲームもたくさん見れて楽しかった。
昼過ぎに着いた。
みくのしんさんのブースの行列は想像していたより落ち着いていた。緊張しながら並ぶ。
去年は緊張のあまり、せっかくみくのしんさんが元気に喋りかけてくれてるのに一言二言しか返せず、ほとんど顔も見れずで、会えた喜びは大きかったけれども悔いが残っていた。今回はそうならないようにしたい、そう意気込んでいた。
話せた。
会うのが2回目と言うこともあり、話し始めてしまえば緊張も解けてきて(緊張をほぐしてくれるみくのしんさんがすごい)、前回がすっぽんなら今回は月だった。普通に話せた事がとにかく嬉しかった。あれから1週間たったけれど、まだ嬉しい。彼の元気パワーにいまだに当てられている。
本を購入した後、さっそく本を読んだりビッグサイトを散歩したりしていると、Xでみくのしんさんが8億部売れ残っていると呟いていた。じゃあもう1冊買おうかな、すごい面白かったし誰かにあげよう!と思ってまたお邪魔した時は、売れ残りの発送の段取りにパニックになっており、会話どころではなくなっていた。面白かった。
今回の新刊、みくのしん生。とっても良かった。
みくのしんさんの書く文章は血肉が通っている。だからこそ、人生の一部を切り取ったその瞬間の確かさを強く感じる。特に今回は入院、引っ越し、初就職という大きな出来事を振り返っているから、前刊以上にみくのしんさんの人生の一部を読んでいる感覚になる。みくのしんさんがよく言う生きてる実感というものが、読んでる方にも伝わるパワーがあると思う。みくのしん生は本当にぴったりのタイトル。あと、単純に本作るのすげー上手になってる。そこも感動的。
入院食でサワラのほぐし身を食べた時に「やばい!!!引っ張られる!!!!美味すぎる!!!!」と書いていたのは、かなりよく分からなくて面白かった。