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悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい

最近発売されたこちらの本を購入してみました。
タイトルは「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」。
著者は中村弘志さんという方です。
こちらは、私が普段お世話になっている方の知り合いで、中村さんが講演会を開催されるのを知りそれに合わせて購入してみました。

中村さんは妹さんが事故に遭い、お医者さまから「一生車椅子」の宣告をされたときに自分が「医者が治せないなら、兄の私が治してみせる」という信念のもとに会社を退職されて、柔道整復師の専門学校で入学。柔道整復師のスキル習得と資格取得をされました。それと同時に気になる整体法やカイロプラクティックがあれば訪ねて覚えていき、ご自身のやり方に改良もし、妹さんに施術されてきたそうです。その努力あって妹さんが自然に歩けるように完治したそうです。

このお話を読んだだけで私は心打たれました。もし自分の家族に同じことが起きて弟や子供が動けなくなると宣告されたらお医者さんの言うことを間に受けてそれで終わってしまうような気がします。
中村さんは違ったんですね。入院中もずっと妹さんにつきっきりで付き添い
両手両足をほぐしたり、さすったり、持ち上げたり、動かしていったのです。文章で書かれると淡々としていますがこれってものすごい労力がかかる
大変なことだと思います。
中村さんのさらに凄いところは妹さんの体を自分が動かしていたのではなく、運動神経回路を連動させるために「自分で司令を出して」と何度も伝えたそうです。
もちろん妹さんの努力もあったと思います。でも中村さんがご自身でさするなどとは別に妹さんの体から起こる神経回路を優先して、動かすように促していたところにも身体(神経)の信頼があるのだと感じました。
この出来事がきっかけで、人の体を健康に導くよう改善する方法を考え、実践するのが好きなのだと気付かれご自身の職業としていかれます。ここまで家族を想いやることができる中村さんのご意志に感動しました。

ところで、中村先生は妹さんが回復された後も、様々な人の喜ぶ顔が見たいと、施術をしながら色々な製品も開発もされました。
中には特許も取られたリハビリ器もあるそうです。
その中でも「カチッとハマる」という器具に私は興味を持ちました。

書籍の中で中村先生はこう話しています。
「歩行診察を基本として、ひどい歩き方の人でも背骨を正しい位置に戻す
ことによって意識しなくても正しい姿勢で歩けるようになることを目的にしています。」
この、「意識しなくても」と言うところがすごくないですか?
実は、私は正直歩き方が内股ですねがO脚なのでとても悪いです。
そんな私でも自然に正しい姿勢で体に負担をかけないで歩けるのかなと考えるだけでワクワクして夢のような話です。
すぐに中村先生の施術を受けて「カチッとハマる」を使いたいと思います。

中村先生は最後の章でこのように書かれています。
あなたも「目から」体のゆがみを治すことで、痛みや不調から解放されるのはもちろん、今は想像できないほどの能力を発揮することができるようになるでしょう。

まさか目から治すという発想はなかなかできないものです。小さい頃からものをつくる(開発)ことが得意だったりデザイナーの経験がある中村先生だからこそ開発できたものです。

この書籍は自宅でできる体操も載っているので、
ぜひ一度書籍「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」をお手元に置いてゆがみに向き合ってみてはいかがでしょうか。






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