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一番はじめの純粋な想い

こういうことってないだろうか?

はじめはやりたくてやってた。

だけど、いつの頃からか

やらなきゃいけなくてやってるような妙な義務感が伴う。

なんてこと。


例えば、ここにある女の子いる。

幼い弟の世話をしている。

初めは弟が可愛くて嬉しくてやりたくてやっていた。

だけど、この女の子もまだ自分の遊びをたくさんしたい年頃。

弟の面倒をみるのが億劫な時もある。

でもしっかり世話役をこなすので
いつからかママや周囲はなにかあるとこの子が適任だろうと弟の世話を任せるようになった。

その女の子が気分が乗らない時はNOと言える性格ならいいのだが、そうではないと内側に心の澱が溜まっていく。

その澱が重なればどんどん重くなっていく。


またある子は生まれながらに優しくおもいやりのある平和主義な子だった。

「優しいね」「いい子だね」なんて言われ続けて

気づいたら平和のためには、自らの主張は消さなければという檻に閉じ込められていた。

自分の意志で優しくあるならいいが
「この場はこうせねば」みたいな思考に陥ると

これまた心に澱が溜まる。


だけど、思うんだ。

それはもしかしたら自分でシナリオを作っているかもしれないって。


上の2人は結果的に人生の半ば頃には

自分の長所が磨かれて能力になっている。

やりたい、やらなきゃの狭間で悩みながらも

途中で嫌になって休憩しながらも

きっと社会に貢献できるくらいまでに力が鍛錬されているだろう。


その時、一番初めの純粋な

「やりたいからやった」に戻れるか否か。


持って生まれたものを

人生をかけて知らない間に伸ばしてきたものを活かし

同じ星に住むみんなと喜び溢れる人生を歩めるか否か。


なんて思うんだ。


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