椎那

特に感動した作品や、気持ちを大いに動かされた作品について書きます。

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『れじぇくろ』のナイチンゲールは、なぜ魅力的なのかって話

ナイチンゲールのクリスマス衣装が出ましたね。 出ましたね。 こんなに早く出るとは思っていなかったので心底驚いてます。 内容も素晴らしく、私の淡い恋心を全部持ってかれた衝撃と、砂糖と塩を間違えた塩竃焼きぐらいの破壊力がありましたね。 「なぜ、この子はこんなにもかわいいのだろう」 と「彼女の魅力」ついて疑問を持ったので、ナイチンゲールのあれこれについて考えてみました。 そして考えついたものを語りたくて、今回noteを書いてみました。 四章に分けて書いてみたので最後までお付き合いし

    • 『敗北感と快感』~文学フリマに出店した感想~

      文学フリマ東京36に出店をして何より感じた事は『敗北感』です。 今回、友人たちと共同でブースを借りて出店しました。 正直に言います。 ぼくの本だけあまり売れませんでした。 悔しいです。 でもそれ以上に「友人に負けたんだ」という『敗北感』に 打ち拉がれました。 ぼくの本は手に手に取っても買わないのに、 友人の本は手に取ると購入される。 『お金』という絶対的な価値で判断されているので言い訳の余地もない。 ぼくの負けです。 「他のブースを参考にする」という建前を友人に言い

      • 順応で素直な少女を破壊する本

        文学フリマ東京36に本を出店します。 ブース位置: A-47〜48 (第一展示場) いつか人間とAIは対立する。 そんな通説を私は真っ向から否定したくて筆を執りました。 人間的で感情表現が豊かな行動を行うAI『茅耶』。 機械的で感情表現が乏しい人間『綜月』。 そんな二人が紡ぎ出す切なくて、そして心温まるSFです。 是非購入していってください。 待っています。

        • ミュージカル『キングアーサー』の感想

          ミュージカルというものを生まれて此の方見たことなくて不安だったのですが、最高の体験でした。 見る前は「見ないよりは見た方が執筆の手助けになるだろうから一応見とくか」の精神で一切の期待はしていなかったのです。 しかし、なんですかこれは。 見始めると全てひっくり返されました。 役者たちの熱が真夏の台風のように襲ってきて一瞬で「これは面白いものだ」と見る目を変えさせられました。 私は作品とプレゼンテーションに置いて、どれだけ冷静に作り手側の特大な熱を伝えられるかが「面白い」を生み出

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        『れじぇくろ』のナイチンゲールは、なぜ魅力的なのかって話

          文学フリマに出店してみての感想

          今回、初めて文学フリマに参加して一番感じたことは『悔しさ』です。 どこのブースに行っても、どこのジャンルを見ても『面白い』物がたくさん転がっていました。 その『面白い』作品に対して、作者自身が愛しているのが伝わってきました。 自分自身に足りないものを、太陽のように無邪気に堂々と見せつけられてようでした。 悔しくて。ひたすらに、悔しかったです。 ただ、自分に足りないものが表面化して言語化出来たので、成長する要因を手に入れたと思います。 悔しさも出店する立場になってみないと味わえ

          文学フリマに出店してみての感想

          『ものべの -happy end-』という500円の価格に見合ってないゲームの感想

          皆様、初めまして。 ものべのというPCゲームをご存知でしょうか。 ご存知の方は分かると思いますが、500円で出来るエロゲーです。 そんなものべのをクリアしてできた、夜も眠れないほどの喪失感を埋めるために、初めてnoteを書いてみることにしました。 拙い文章ではあると思いますが、読んでくださると大変嬉しいです。 作品の紹介 あらすじ おすすめポイント すみルートのストーリーが文句のつけようがないほど楽しめます。 happy endが好きな人や、泣きたい方、一週間ぐらい余

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