『君たちはどう生きるか』感想
画像は以前京都の平安神宮外苑に行った時、でっかいアオサギが飛んできて池の周辺の道を見知った顔で歩いててめっちゃびっくりしたけどすごく神々しかった。庭の主かもしれん。
屋敷に訪れるアオサギと聞いてパッと思い出した。
とうとうスタジオジブリ公式X(Twitter)が映画の場面写真を投下し始めたので、まずい!ネタバレだ!と急いで観に行きました。
(映画鑑賞までは公式さんをミュートしてた(今は解除してる))
諸々の感情の吐き出したやつは私の本アカウントに投稿したふせったーから見てください。
結論から言うと面白かった。
美麗な作画と描写で多くは語らず、でも散りばめられた要素から自由に空想したり解釈できるのはジブリの良さだと思ってる。
「君たちはどう生きるか」のパンフレットの内容が薄いという声をSNSでちらほら見かけるが、宮崎さんの当時の企画覚書と設定資料が見られただけで大優勝では??
今の情報過多で何でも解説を求める時代に、
公開ギリギリまで、「あらすじ」「登場キャラクター」「主題歌」なしというなしなしづくしの中、手がかりはアオサギと思われるイラストのポスターのみという情報を元に考察したり想像(創造)するのは改めて楽しいと思った。
それを実際に映画館で観て、こういう話だったんだ〜と驚きと発見するのはまた良いものだと思う。
最初ポスターだけを見て私が想像したのは、
舞台は鳥たちの国で、ポスターの鳥(に扮した人外か何か)が主人公なんだけど、本来の容姿を嫌ってアオサギを被って生きてたところをすったもんだあって、醜い自分を受け入れてアオサギの皮を脱いで生きる的なことを考えてた。
「詐欺」の由来は「鷺」ではないけど、他人を欺く(=詐欺)から言葉を連想して(青)鷺にしたのかな〜と考えたり。
と書きながらも頭半分は主人公 眞人の仕草が美少年すぎて自分でも感じなかった邪〜〜な感情を抱きながら観てた( ˘ω˘)
ちなみに眞人が吸い飲みで水を飲む横顔が最高にいいので観てほしい笑
SWITCHも届いたのでじっくり読んでまた観にいこう。( ˘ω˘)
【2023/09/10追記】
2回目観に行きました。
私ポケモンのゲームが出るたびに購入しますが、新作のゲームを始めるたびにすごくワクワクするんですよ。
このワクワクした感覚はジブリ映画も同じなんだよなぁと改めて思いました。
大叔父さんに出会う広場と『千と千尋の神隠し』の冒頭に出てきたトンネルの先の駅みたいな広場の建物と様式(何様式というのか…)がすごく似てて、あの死の世界と千と千尋の世界は似ているのかもと頭抱えた。