早めが大事。花粉症もひざ痛も。
ども、本格的に三寒四温のループを感じていいる、佑吉です。
今年の冬は暖かかった気がしますが、それでも春は待ち遠しいもので
これから春に向けて準備運動を始めていかないといけないですね。
そんな準備運動の時期、邪魔をするモノ、とある粉、花の粉
「花粉」です。花粉症です。
私事ですが、なんだか今年は涙がよく出ます。今までなかったのに。。。
ホコリっほいんですかね?
この花粉症、数年前からCMでしきりに早めの対策を促しています。
これは、花粉症の症状が出るのが、身体の中の免疫機能の異常で
本来なら反応しないはずの抗体が反応してしまうからで
この抗体を作りにくくするために、早めにお薬で反応を抑えてしまおう
というのが目的のようです。
と、花粉症の話になってしまいましたが
本日お話したいのは、花粉症の意話ではなく「早めの対処」のお話です。
この「早めの対処」、健康維持にも言えて
特に関節の痛みに関して大きな意義を持ちます。
今回は例として、ひざ痛についてお話していきます。
この「ひざ痛」、40代ごろから出てくる痛みの中に
「変形性膝関節症」があります。
この変形性膝関節症、いきなり歩けなくくらいの痛みが出るものではなく
徐々に、気が付いたら、痛みで動くのが億劫になっていた
といったもので、とても厄介な疾患になります。
この厄介で隠れた症状の進み具合にも、少しだけ表面に出てくる症状があり
あまりに些細な事なので、つい日常生活の忙しさから
見逃してしまいがちになってしまう症状があるのです。
それが「動き初めの痛み」、そして「動いていたら痛みが消える」です。
「動き初めの痛み」があり、「動いていたら痛みが消える」症状が
あった場合、そこで対処しておかないと
場合によっては、半年ほどで日常生活に支障が出る可能性もあると
紹介されている文献もあります。
関節は、骨の積み木を筋肉や靭帯、腱といった繊維が
安定性を持たせているところで
この繊維が弱くなったり、緩くなったり、伸びたりすると
安定性が低くなり、骨の積み木同士が当たりやすくなり
そのことによって、関節面にある軟骨が傷つき
変形性関節症になってしまいます。
そのため、先ほどの動き初めの痛み、動いていたら痛みが消える症状が
出た場合、膝の安定性が低くなってきていることがあるので
靭帯や腱を強くしていくのは至難の業なので
筋肉を鍛えて強くしていき、膝の安定性を保っていく事が重要です。
この膝周りの筋肉の強化、直ぐに思いつくのがクスワットだと思うのですが
いきなりやるのはお勧めしません。
特に、普段スポーツや運動を行っていない方はやめて下さい。
これは、筋肉に柔軟性が少なく、バランスの崩れた状態の関節に
負担がかかってしまうからです。
そのためまずは、筋肉の柔軟性を出すために
いつもより少し多く無駄な動きを増やすことから
初めて行ってみて下さい。
柔軟性を出すのに無駄な動き?と思われると思いますが
柔軟性が落ちているのは、基本的に動かしていないからで
そこを少しずつ動かしていく事によって
柔軟性が出て、更に動くことによって筋肉も鍛えられていく事になります。
そして、柔軟性が出てきたら、バランスを整えていく事が重要です。
このバランスを整える事、O脚の人でしたら外側の筋肉を鍛え
X脚に人でしたら内側の筋肉を鍛える、といったようになるのですが
我流でしてしまうと、逆に関節に負荷のかかる可能性がありますので
トレーナーや理学療法士などのセラピストの方に
指導してもらうのがいいと思います。
他に、日常生活の中で整えてくれる、インソールを使うのもオススメです。
インソールは、靴を履けば整えてくれますので
普段の生活をほとんど変えることなく、過ごすことができます。
また、インソールを入れることによって、バランスが変わってきますので
筋肉の使い方が以前の状態と変わってきます。
そのため、使われにくかった筋肉が使われるようになり
筋肉が鍛えられ、膝の安定性も増しますので
なかなか運動習慣をつけるのが難しい方は
インソールという手を考えてみるのもいいかもしれません。
ではでは。