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引いてしまった事!

例えばだが、何かで勝負事をしている時!

やっているうちに…

これは勝てちゃうな〜けど…目立ちたくないし
相手に華を持たせようとか、一歩引いてしまう自分がいた事はないだろうか!

わかりやすく言えば、3,4人でマリオーカートをプレイしていて、ずっと自分が1位になってしまう!

が…なんとなく2位の人に勝ちを譲ってしまったりとか。

他のプレイヤーからは、あまり良いイメージは持たれないが💦まぁ〜そんな心情だ。

別に、悪気があるわけではないのだが…

かく言う、僕がそんな心情を持った経験を話そう!

あれは、高校生の頃!

誰もがやらざるをえなかった…体力テスト!

その中に、20メートルシャトルランというテストがある。

ドレミの音楽に合わせて、徐々にスピードがあがる
地味だけど、きついテストだ!

その頃の僕は、卓球部に所属していて
けっこう体力のいるプレイスタイルを選んでいた。

体力作りのために、部活が終わってからも
10キロくらいはランニングをよくしていた。

時にはコースを変えて、15キロくらい走った事もあった。

そのおかげか、体重も軽くなり、フットワーク
持久力が以前よりは上がっていたと思う。

そんな中、行われたシャトルランであった。

男子高校生の平均は、70〜100らしい。

僕のクラスは35人クラスで、男女混合で行われた。

2人一組になり、1人がテスト・もう1人が測定となる

さて、僕の番が来た!

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド🎵

言うまでもなく、初めてからすぐにギブアップすると、先生の逆鱗に触れることはわかるだろう…

40回目くらいから、ちらほらと走るメンバーが減ってきていた。

そこから、50→60→70と!

正直僕は、目立つタイプではないのだが…

70回を超えてくると、仕方ないが目立つようになっていた。

80→90回を迎えた頃には僕を含めて2人でのテストになっていた。

相手は陽キャラ!で
クラスでは面白く、人気もある男の子。

それから、辞めたとは言え元サッカー部員
プライドもあっただろうと思う。

かたや、僕は根暗のオタク気質な陰キャラ!

みんなが見てる中、コイツには負けたくないよな〜
なんて、思ってるだろうなと思った。

回数は100を目前!

相手の陽キャ君は…ぜ〜ぜ〜、は〜は〜…
と顔、声共にきつそうだった。

僕は、というとまだまだ行けまっせ!みたいなコンディションであった!

ついに100を超えた頃!

ドレミのスピードもけっこう早い!

相手はもう死に物狂いだ!

みんなからの声援が聞こえる!

多分!両方を応援してくれていたと思う!

変な熱と盛り上がりを見せている中!

僕は思ってしまった!

まだまだ行けるけど…

コイツ!キツイよな…そろそろ限界だよな💦

皆の前でNo.1になりたいよな!

目立ちたがりだし!

よし!

105回目のポイントで僕は、自主リタイアをした!


(ヨッシャー!)

後から聞こえる陽キャラの声。

おつかれさん!と

僕は心の中で思い!

なんでかな…少々の悔しい気持ちも感じていた。


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