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ファイプロキャラクターの作り方 ~48の場合~ オリジナル編 「プロレスリングStream」所属レスラーについて(前編)
今回は私が最初に作ったオリジナル団体「プロレスリングStream」の
所属選手についてもう少し掘り下げたいと思います。
以前の回でお話しさせて頂いた通りStreamの所属選手は過去に
私が作ったキャラクターが多数リメイクして所属した形になっています。
他団体参戦させて頂いた選手で言えばファイター・ゼロ、
タイガー・アーミー、雷轟はリメイクキャラクターでした。
ファイター・ゼロは元々「和風ルチャドール」というコンセプトで
作成したキャラでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732858740-oU9sFfndAYTqSZHEeuKi43yp.png)
シンプルながらも技の説得力に
拘っているというキャラクター設定
そして「和風」という部分を強調するには何をすればいいかと考えた際、
敢えてウラカン・ラナやフランケンシュタイナーを使わず、
丸め込み系の技だけにして、飛び技も複雑な物ではなく
フライングボディプレス(ハイフライフロー)を中心とした技構成に
することで『和風ルチャドール』という一面を強調出来たと思います。
そしてモチーフですが作成当初のモチーフは日本の鳥を
イメージしていたのですが、どうもキャラクターにしっくり来ず、
他に飛ぶものはないかと探していた時に日本の古い戦闘機である
ゼロ戦に行き当たりました。
先にお話しした通り技構成はシンプルなものが殆どだったので、
古い戦闘機であるゼロ戦をモチーフにするのは
ある意味ピッタリだったのです。
個人的にはモチーフとコンセプトが一番ぴったりと一致したキャラだと
思っておりますが、唯一の問題としては名前が実在する選手と
被ることが多かったので細かい改名をチョコチョコする
羽目になったというのはありました(笑)
タイガー・アーミーも過去に作成したキャラで、
何度かXでも書き込んでいましたが当初のモチーフは戦車のティーガーで、
あまり虎覆面は関係なかった上にドイツ出身でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732858817-sjuCrNS8GkdFL1lqnQt3gx65.png)
試合中「ホントは強いぞ!」とみたいな
チャントは発生していない(笑)
ただ元々のコンセプトとしては
「『力の虎』というのがいたらどういう感じになるのだろう?」
と考えたのがきっかけでそこにドイツ戦車であるティーガーを
当てはめたというのが正しかったりします。
そしてリメイクの際に「コイツは外国キャラにするのは勿体無い」と思い、
日本人にした結果やかましい関西弁のおっさんみたいなキャラに
なってしまいましたが、実力と他団体人気はそこそこあるという
少々複雑な気分だったりします(笑)
雷轟も過去に作ったキャラクターでアンコ型のがっちりした体系で
日焼けしたパワーキャラをイメージしていて参考にしたのが
DRAGONGATEのサイバー・コング(現:吉田隆司)選手でした。
なので若干技にもその影響を受けていたりします。
![](https://assets.st-note.com/img/1732858924-qw0Z6iQC24YckKMafjlhF1Dx.png)
改名の影響でコスチュームに
雷要素が殆どは入っていない
ちなみにこの雷轟も改名したキャラクターの一人で
当初は「仁王」という名前でしたが某選手が改名した際に
もろ被りしたので変更した経緯があり、とにかく勇ましい漢字を
使いたくて調べていたら「轟雷」の文字が目に入ったのですが
そのまま使うのはしっくりこなかったので、ひっくり返して
「雷轟」になりました。
あと雷轟の試合ロジックで「ガチすぎる」ということで各所から
抗議があったのですが、これは私のロジック感が元々
「試合終盤になると何が何でもフォールを取りに行くだろう」
という考えだったので終盤のフォール率を高くしていたというのが
真相だったりします。(実際初期の動画でもそういう動きをしている
キャラが結構います)
後で他団体のオーナーから指摘を受けて「確かに」と思い、
他団体参戦時にはその団体にあったロジックへ調整していますが
初期のキャラクターだと未だに当時のクセがそのまま残っているキャラが
結構いますがとにかく人数が多いので必要に応じて
調整していきたいと考えています。
思ったより長くなってしまったので他のキャラは
次回に繰り越したいと思います。