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ファイプロキャラクターの作り方 ~48の場合~ オリジナル編 「プロレスリングStream」所属レスラーについて(前編)

今回は私が最初に作ったオリジナル団体「プロレスリングStream」の
所属選手についてもう少し掘り下げたいと思います。

以前の回でお話しさせて頂いた通りStreamの所属選手は過去に
私が作ったキャラクターが多数リメイクして所属した形になっています。

他団体参戦させて頂いた選手で言えばファイター・ゼロ、
タイガー・アーミー、雷轟はリメイクキャラクターでした。

ファイター・ゼロは元々「和風ルチャドール」というコンセプトで
作成したキャラでした。

ファイター・ゼロ
シンプルながらも技の説得力に
拘っているというキャラクター設定

そして「和風」という部分を強調するには何をすればいいかと考えた際、
敢えてウラカン・ラナやフランケンシュタイナーを使わず、
丸め込み系の技だけにして、飛び技も複雑な物ではなく
フライングボディプレス(ハイフライフロー)を中心とした技構成に
することで『和風ルチャドール』という一面を強調出来たと思います。

そしてモチーフですが作成当初のモチーフは日本の鳥を
イメージしていたのですが、どうもキャラクターにしっくり来ず、
他に飛ぶものはないかと探していた時に日本の古い戦闘機である
ゼロ戦に行き当たりました。

先にお話しした通り技構成はシンプルなものが殆どだったので、
古い戦闘機であるゼロ戦をモチーフにするのは
ある意味ピッタリだったのです。

個人的にはモチーフとコンセプトが一番ぴったりと一致したキャラだと
思っておりますが、唯一の問題としては名前が実在する選手と
被ることが多かったので細かい改名をチョコチョコする
羽目になったというのはありました(笑)

タイガー・アーミーも過去に作成したキャラで、
何度かXでも書き込んでいましたが当初のモチーフは戦車のティーガーで、
あまり虎覆面は関係なかった上にドイツ出身でした。

タイガー・アーミー
試合中「ホントは強いぞ!」とみたいな
チャントは発生していない(笑)

ただ元々のコンセプトとしては
「『力の虎』というのがいたらどういう感じになるのだろう?」
と考えたのがきっかけでそこにドイツ戦車であるティーガーを
当てはめたというのが正しかったりします。

そしてリメイクの際に「コイツは外国キャラにするのは勿体無い」と思い、
日本人にした結果やかましい関西弁のおっさんみたいなキャラに
なってしまいましたが、実力と他団体人気はそこそこあるという
少々複雑な気分だったりします(笑)

雷轟も過去に作ったキャラクターでアンコ型のがっちりした体系で
日焼けしたパワーキャラをイメージしていて参考にしたのが
DRAGONGATEのサイバー・コング(現:吉田隆司)選手でした。
なので若干技にもその影響を受けていたりします。

雷轟
改名の影響でコスチュームに
雷要素が殆どは入っていない

ちなみにこの雷轟も改名したキャラクターの一人で
当初は「仁王」という名前でしたが某選手が改名した際に
もろ被りしたので変更した経緯があり、とにかく勇ましい漢字を
使いたくて調べていたら「轟雷」の文字が目に入ったのですが
そのまま使うのはしっくりこなかったので、ひっくり返して
「雷轟」になりました。

あと雷轟の試合ロジックで「ガチすぎる」ということで各所から
抗議があったのですが、これは私のロジック感が元々
「試合終盤になると何が何でもフォールを取りに行くだろう」
という考えだったので終盤のフォール率を高くしていたというのが
真相だったりします。(実際初期の動画でもそういう動きをしている
キャラが結構います)

後で他団体のオーナーから指摘を受けて「確かに」と思い、
他団体参戦時にはその団体にあったロジックへ調整していますが
初期のキャラクターだと未だに当時のクセがそのまま残っているキャラが
結構いますがとにかく人数が多いので必要に応じて
調整していきたいと考えています。

思ったより長くなってしまったので他のキャラは
次回に繰り越したいと思います。

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