見出し画像

自殺すら失敗・・・生ける屍の遺書

自殺関連で検索した画面


はじめに。

私は田舎の経営者ですが成功者ではありません。どこにでもいる33歳の独身男性です。

夕方の暗い部屋の中、自殺を試みて失敗しました。

首が絞まる瞬間の息苦しさと心地良さの中で
『悔しいけどこれで楽になれる・・・』と思いましたが結局、死ぬ勇気もありませんでした。

まさに死に損ないです。

クイーンサイズのベッドの上、
ぼーっと天井を見上げていました。

状況は"行くも地獄、引くも地獄です"

どうせ地獄ならゾンビ同然の僕は
誰かの転ばぬ先の杖になりたいと思って
"行くも地獄"を選択しました。

思い返せば僕の人生は失敗の連続です。
ただ、同時に学びも多くあります。

結果として生きてる今、"生ける屍の遺書"として
過去の失敗談とその時の学び
noteに記すことで生き直すことにしました。


田舎ではたらく社長(33)

自己紹介
僕はチェッカーズや松田聖子の出身地で知られる福岡県久留米市の隣町、今ではソフトバンクホークスの2軍が本拠地を置く福岡県筑後市の出身です。

現在は5社の代表取締役、2社の取締役、
2社の顧問
を務めております。

数だけ見れば『立派な経営者』に見えますが
実際はただの田舎の零細企業の代表です。

順風満帆な高校生活、
良い大学を出て、大手に就職して独立起業!
ベンチャー企業を立ち上げて上場やバイアウト!

なんて夢のまた夢。。。むしろ真逆!

僕の生い立ちは
県立高校にサッカーで進学するも挫折。
卒業後、21歳までフリーター兼自称ラッパー。
23歳で会社をクビになり、
28歳で起業する直前はなんと彼女のヒモでした。
おまけに借金地獄です・・・

※借金の話をしましたがよくあるカードローン系のアフィリエイトじゃないので悪しからず。

ヒモを続ける訳にはいかないので脱サラして、
お金を溜めるために有名自動車メーカーの期間工の面接を受けまくって4社全落ち・・・

当時の履歴書

ようやく受かったのはタウンワークで見つけた
16時から20時までのコカ・コーラのアルバイト。

作業着を着て缶ジュースが入った箱を2トントラックの荷台に高校生と一緒に積み込む28歳の冬。

社員の人たちの視線は
寒空の下のコンクリートくらい冷たく、
高校生の気遣いはやや生暖かくて
帰り道に目頭が熱くなった記憶があります。

この状況から抜け出したい一心で
密かに起業を決意しました。

ある日のバイト帰り、
同棲中の彼女に伝えました。

内心ドキドキしていましたが
『女1人納得させられないヤツに起業は無理』と自分に言い聞かせて、彼女に起業を相談。

返ってきた返事は『ふ〜ん』って感じで
少し寂しかった覚えがあります。

テレビで見るような起業家の物語と違って
実生活はドラマチックにいかないものですね。

※因みに起業の翌年には
 個人の借金約200万円は全て返済しました。

あの日から4年。なんとか事業を続けられています。有難いことに急成長した会社は売上2億円近く来ましたがその分、経費が掛かって月末にお金が足らないこともしばしば。。

黒字倒産が起こる意味もよくわかりました。

右往左往の中でなぜ今もこうして継続出来ているのか?その理由は別の記事で書きます。

冒頭にも書きましたが
僕は『成功者』ではありません。

ただ、失敗の数が同世代に比べて
圧倒的に多いと思います。

思い詰めて一度自殺未遂をしてしまいました。

仲良くしてた後輩が2人も亡くなって、
悲しくて泣き崩れたことを忘れて・・・です。

彼らはあの世に逝きましたが
僕はチキン野郎で自殺も失敗してしまいました。

そんなチキンでゾンビみたいな僕の経験が

・将来に迷う若い人たち
・田舎で起業を目指す人たち
・仕事や人間関係で悩んでる人たち
・今苦しくて精神的に病んでる人たち
・人生の意味にもがいてる人たちの
お役に立てれば幸いです。

今後は各年代、場面ごとの失敗と気づき、
その度にどうやって乗り越えてきたのかを書いていきます。

いいなと思ったら応援しよう!