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給食の黙食@コロナ感染予防

コロナさえなければ、
給食も和気あいあいと楽しく食べられるのに、、、

感染予防のため、
給食ではおしゃべり禁止!

でも、しゃべりたい盛りの2年生。
半数以上は黙食を守れても、
残りの半数近くはなかなか守れていない現状。

そんなある日、
国語の単元「そうだんにのってください」で、
例として、先生が困っていること、ズバリ!

「給食でのおしゃべり、どうしたら直る?」

と、子どもたちに投げてみた。

【目次】
1. ほとんどの子が罰ゲームを選んだ
2. シーンとなった給食
3. 「かっこいい3年生」に罰ゲーム必要?
4. 黙食できた日数を見える化

《1. ほとんどの子が罰ゲームを選んだ》

6つの班で話し合わせたところ、
①居残りをさせる
②罰ゲームをさせる
③自分たちが変わる(意識する)

という考えが、それぞれ2つの班から出た。

「罰ゲームってなに?」と問うと、
運動場を走らせるなどらしい。

①〜③どれが良いか、みんなに選ばせると、
ほぼ全員が②を選んだ。

私は③を選んで欲しかったが、
③を選ぶ子は1人もいなかった。

運動場を走らせる罰ゲームなんて、
下手したら体罰になりかねないし、
そもそもそんなことに付き合う暇など、私には無い。

その場ではあえて結論を出さず、
「考えておくねー」で誤魔化した。

《2. シーンとなった給食》

給食時間になると、
みんな罰ゲームになると思い込んでいたのか、
誰1人としておしゃべりをしようとする子はおらず、
見違えるほどシーンとして黙食をしていた。

何人かがコソコソ小声でちょっとしゃべってしまう程度。

よっぽど罰ゲームが嫌なのか?
誰も罰ゲームに決めたとは言っていないのに

と思うと、おかしくて、
私の方がニヤニヤとしてしまった。

《3. 「かっこいい3年生」に罰ゲーム必要?》

給食後、子ども達が口々に
「罰ゲームいつやるの?」
「◯◯さん、しゃべっていたよ?」
と聞いてきた。

そこで、こんな話をした。
ーーーーー
君たちは、かっこいい3年生を目指しているんだよね?
罰ゲームが無いとルールを守れないって、
かっこいいかな?

もし、本当に罰ゲームをやるなら、
給食の間中、先生はみんなのまわりを歩き回って、
誰がしゃべっているか監視しないといけなくなるけど、
それってかっこいい?

3年生も罰ゲームやっているのかな?
ーーーーー

すると、そのカッコ悪さにやっと気づいてくれたのか、
みんな、「罰ゲーム無しでもできる」と言ってくれた。

ちなみに、その日黙食ができた感想を聞いてみたら、
「静かに食べるのが嫌だった」と答えた子はいなくて、
みんな「良かった」と答えてくれた。

まぁ、多少の同調圧力はあったかも。

それから3日連続、
おおむね黙食ができている。

《4. 黙食できた日数を見える化》

このことを教頭に話したら、

「もう3日も連続で黙食できていることを、ぜひ誉めてあげて。そして、必ず崩れる日が来るから、その時はまたやり直したら良いことを教えてあげて。」

との助言を頂いた。
たしかに!ちゃんと誉めてあげてなかったな。
そして、何日連続で守れているか見える化して、
子ども達も達成感を味わえるように
したいな。

と、思って作ったのが、
この掲示物。

この子たち、本当に素直だから、
明日から活用するのが楽しみ♪

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