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【事実発掘!FACT JAPAN 47 NO.12 】山梨県

「デザインを愛し、デザインに愛された男」松原よりバトンを受けました、
「戦略を愛し、戦略に愛されたいと願ってしまった男」鈴木です。
学生時代に何度もお世話になった「山梨県」にまつわる隠れた事実をご紹介します。

富士山、武田信玄、ほうとう、ぶどう、ワイン・・・。
山梨の魅力は数あれど、実は私の中で印象が強いのは「スポーツ合宿所=民宿」なんです。
「山梨」よりも「河口湖・山中湖」の印象が強いですかね?
関東圏からの好アクセスと、冷涼な気候。
学生時代に部活やサークルの合宿でお世話になった人も多いはず。
ざっと調べた限り、スポーツ合宿対応の宿泊施設は80〜100軒近くもあるようです。
かくいう鈴木も、学生時代のサークル活動で、新歓合宿・秋合宿などと称しては、毎年のように合宿所にご迷惑をおかけしておりました。(もう20年も前ですがゴメンなさい・・・)

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まさに「スポーツツーリズム」として、県外からの観光客を「スポーツでおもてなし」する県なわけですが、山梨県民は自身でスポーツを楽しんでいるのでしょうか?
ふと疑問に思ったので調べてみました。

とある調査によると
「週1回以上の運動・スポーツ実施率」の都道府県ランキングでは、山梨県は38.33%と最下位。(1位は静岡県の65.97%)
「直接観戦率(過去1年間に体育館・スタジアム等へ足を運んで直接スポーツを観戦した割合)」でも、山梨県は15.00%と最下位。(1位は広島県の51.83%)
つまり山梨県民は「スポーツでおもてなしするけど、自分たちはスポーツ無精」ともとれるわけです。
そんな山梨の民宿ですが、やはりコロナ禍で苦しい経営を強いられています。
昔お世話になった(ご迷惑をかけまくった)「スポーツおもてなし県」に恩返ししたい。
そう思った鈴木の、勝手な妄想による「山梨のスポーツ改革案」をご紹介したいと思います。
鍵になるのは「データ活用」です。

フットサルが趣味の私ですが、下手ながらに10年以上も飽きずに続けられています。
実はその理由のひとつが、暇つぶしのために始めた「データの取得と分析」なんです。
詳しい説明は割愛しますが、取得した試合データを分析すると、
「鈴木とXXは相性が良いが、YYとは相性最悪」(あー、なんとなくわかる)
「4試合目から鈴木個人もチーム全体も成績が下がる」(年齢のせいか・・・)
みたいな事が明らかになり、こんなネタを酒の肴に、フットサル談義に花を咲かせるのが本当に楽しいのです!
スポーツデータの取得と解析の技術は、日々進歩しています。
試合映像から自動で走行距離を算出したり、パスやシュートの成功数をカウントしたり。
今はまだ、プロスポーツ、実業団、強豪校の部活動など「ガチ勢」のチーム力強化に使われているのみですが、この技術をもっと「アマ勢」にも拡大できないでしょうか?

例えば、山梨県とデータ分析企業が業務提携を結ぶ。
合宿所のコートにカメラを設置し、試合や練習の映像データを自動で取得&分析。
その分析レポートサービスがパックになった宿泊プランを観光客に提供。
そうすれば、合宿所の付加価値はさらに高まるはず。

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さらにデータを蓄積していけば、時系列でチームの成長を記録する、他チームと比較する等々、リピーターを増やす様々な分析サービスも開発できそうです。
さらに合宿所だけでなく、県内の一般スポーツ施設でも展開できたら、山梨県民のスポーツ実施率もきっと上がっていくでしょう。

いかがでしたでしょうか?
「スポーツ無精」な山梨県を、データ活用で「日本一のスポーツエンジョイ武将」の県へ。
あー、また昔みたいに合宿したいなー!(もうご迷惑はおかけしません!)
次回の投稿は「クリエイティブを愛し愛され生きるのさ」澤邊からお届けします!


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